
・いくらに設定するのが正解なの?
この記事ではこんな悩みが解決できます。
本記事の内容
- 応募メッセージの契約金額を設定する方法
- 契約金額を提示条件よりも高くしたい時のコツ
この記事の信頼性
さっこー(@sakko1878)
私は2020年1月からクラウドワークスで仕事を開始して1年以上が経過します。過去には何百件もの応募メッセージを書いてきたので、その経験をもとにご紹介します。
クラウドワークスのプロジェクト案件に応募する際に必須な契約金額の設定を解説していきます。
後半では単価交渉を成功させるコツを紹介しているもあるのでぜひ参考にしてくださいね。

目次
クラウドワークスの契約金額を設定する方法
クラウドワークスのプロジェクト案件応募すると上記の契約画面が出てきます。
応募メッセージを送るには、全部で5つの項目を設定しなければいけません。
設定項目
- 契約金額の提示(ネットのみ表示)
- 支払い方式
- 金額の提示方法
- 源泉徴収
- 契約金額
ではこの5つの項目をどのように設定すれば良いのか解説していきますね。
契約金額の提示
契約金額の提示方法については、ネット上でクラウドワークスを利用しているときにだけ表示されます。
そんな契約金額の提示方法ですが、クラウドワークス初心者の場合は「相談してから金額を提案」がおすすめです。
そうすれば以下の画面のように契約金額の設定項目をカットできます。
「相談してから金額を提案」にすると依頼人と相談してから金額を決めていくことになります。
場合によっては依頼人から金額を提示してくれるので、設定金額が良く分からないという方におすすめです。
ただ、提案文に「金額を提示してください」と書かれている場合に「相談してから金額を提案」を設定してはいけません。
この場合に金額を提示せずに応募メッセージを送ると、依頼人が「この人は提案文を読んでいないな」と思われます。
その結果、すぐに選考から落とされるので注意しましょうね。
支払い方式
支払い方式では固定報酬制にするか時間単価制にするかを決めます。
固定報酬制と時間単価制の違いを簡単に紹介すると以下の通りです。
固定報酬制 | 時間単価制 | |
特徴 | 成果物に対して報酬が出る | 稼働した時間に対して報酬が出る |
メリット | 実力次第で大きく稼げる 時間に縛られず働ける |
稼働した時間=報酬になる 安定して収入を得られる |
デメリット | 実力がないと稼ぎにくい | 一定の時間働く必要がある 案件数が少ない |
このように働き方が異なりますが、どちらにすれば良いのかは提案文に書かれています。
提案文を見るとこのように書かれているので、指定の方法を選びましょう。
金額の提示方法
金額の提示方法とは契約金額とワーカー受取金額で決めるかどうかです。
このように設定方法によって値段が異なります。
契約金額はシステム手数料が引かれていない金額なので、報酬額が設定金額よりも低いです。
クラウドワークスではシステム手数料として契約金額(税抜)×0.142円を引かれるので気を付けましょう。
一方でワーカー受取金額はシステム手数料が引かれた状態の金額です。
ではどちらにすれば良いのかというと、基本的に契約金額で見積もりします。
もし提案文に「ワーカー受取金額で設定してください」と書かれている場合は別ですが、それ以外は契約金額でOKです。
源泉徴収の設定
契約金額の下に「クライアントに源泉徴収をしてもらう」という項目がありますが、ここも基本的にチェックはいりません。
この源泉徴収の意味は依頼人が自分の代わりに源泉徴収してくれるということです。
クラウドワークスで稼いだ金額は自分で源泉徴収する必要があります。
それを向こうでするのか自分でするのかの違いですね。
ただ、依頼人が会社の場合は提案文に「源泉徴収にチェックを入れてください」と書かれていることが多いです。
その場合はチェックを入れておきましょう。
チェックすると源泉徴収分の金額が引かれて安くなるので注意が必要です。
ちなみに依頼人に源泉徴収してもらったときは確定申告の際に記入する必要があります。
記入を忘れると二重払いになるので気を付けましょうね。
契約金額
最後に契約金額を決めますが、ここも提案文に書かれています。
たとえば「テストライティングにつき契約金額は○○円で設定してください」というパターンが一番多いです。
その他にも「契約金額は○○円で設定お願いします」と書かれていることもあります。
ただ、中には何も書かれていないこともありますが、詳細がない場合は提案文の下にある記事単価を入力しておきましょう。
とりあえずこの数字を設定しておいて、提案文のところで「契約金額については相談お願いします」と書いておけばより丁寧ですね。
以上がクラウドワークスで契約金額を設定する方法です。
クラウドワークス初心者には設定項目が多いと感じるかもしれませんが、慣れるとあっという間に設定できるようになりますよ!
ただ、中には契約金額を提示された数字よりも高くしたいこともありますよね?
たとえばその分野について執筆経験があると、単価を上げてほしいのが本音でしょう。
その場合は以下のコツを参考にしてくださいね。
契約金額を提示条件よりも高くしたい時のコツ
契約金額を提示金額よりも高くしたい場合は、応募メッセージで自分を雇うメリットを紹介するのがコツです。
依頼人の立場になると提示金額よりも高い金額で提示されると抵抗がありますよね。
何の実績もないのにいきなり単価交渉に入られるとイラつくでしょう。
このように、選考の段階で単価交渉するにはリスクがあります。
そのリスクを超えるためには、たとえば以下のようなメリットの提示が大切です。
自分独自の体験談を提示する
単価交渉するときは自分独自の経験を書けるといったメリットを提示すると成功しやすいです。
というのも、依頼人の多くは記事にオリジナリティーを求めています。
そのため、その人しか持っていない情報というのはお金を出してでも欲しいです。
もし募集案件に対して自分の体験談がある場合は、単価交渉した後に体験談があることを具体的に書くと良いでしょう。
そうすれば依頼人が「この人はお金を出してでも雇いたい」と思うはずです!
過去の執筆実績を紹介する
すでに募集分野に関しての執筆経験がある場合はそのURLを応募メッセージに載せましょう。
依頼人は基本的に質の高い記事を求めているので、実績がある人を雇うことが多いです。
そのため、提示できる実績がある場合はそれを交渉のテーブルに乗せられます。
「過去に50記事以上その分野で書いたことがある」「検索上位に乗せたことがある」といったことを書ける場合は、交渉に成功しやすいです。
ちなみに、このときに嘘を吐くと自分の首を絞めることになるので、真実だけを伝えるようにしましょうね。
実績がない場合は継続後に単価交渉するのもおすすめ
いきなり単価交渉するのに抵抗があるという方は、継続していって1~2か月後に単価交渉するのもアリです。
クラウドワークス初心者の場合は実績もなければ、体験談もないこともありますよね。
その場合は継続案件で仕事をしていくことで実績を作っていけば単価を上げてくれる可能性があります。
その他にも継続に当たって作業内容が増えるときは単価交渉に成功しやすいですよ!
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まとめ:契約金額の設定は提案文に書かれている!
クラウドワークスの契約金額について紹介してきました。
契約金額の設定は基本的に提案文に書かれています。
その通りに設定しておけば問題ありません。
もし何も書いていない場合は、ネットからクラウドワークスに接続して「相談してから金額を提案」を選択すればOKです。
そうすれば応募メッセージを送ってから依頼人と単価を決められます。
ただ、提案文に金額などが書かれているのに「相談してから金額を提案」にすると、提案文を読んでいないとされて落とされる可能性が高いです。
そのため、提案文は隅から隅まで読むようにしましょう。
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