
この記事ではこんな悩みが解決できます。
本記事の内容
- クラウドワークスとランサーズを徹底比較!
- クラウドワークスとランサーズにある5つの共通点
- クラウドワークスとランサーズの併用はおすすめしない
この記事の信頼性
さっこー(@sakko1878)
私は2020年1月からクラウドワークスで仕事を開始して、2021年10月現在で400件以上の受注実績があります。過去にはランサーズを利用した経験もあるので、その経験をもとにご紹介しますね。
この記事ではクラウドソーシングの最大手であるクラウドワークスとランサーズの違いを徹底的に比較しています。
どっちに登録しようか悩んでいる方は、この記事を読めばどちらにすれば良いのかわかりますよ!

目次
【ライター】クラウドワークスとランサーズを徹底比較!
ライターが利用する場合のクラウドワークスとランサーズを比較した表がこちらです。
比較項目 | クラウドワークス | ランサーズ |
案件数 | 1714件 | 388件 |
サポートの充実度 | カスタマーサポートがある | カスタマーサポートが充実 |
専用アプリの有無 | あり | なし |
会社の規模 | 200万人以上 | 50万人以上 |
※案件数は2021年1月現在のプロジェクト案件のみを表示
※会社の規模数は2018年の数字
どちらも似たような―ビスですが意外と違いがありますね。
では4つの比較項目について詳しく見ていきたいと思います。
案件数はクラウドワークスが優秀
2021年1月現在の案件数を調べてみると、クラウドワークスが1714件で、ランサーズが388件でした。
こちらはプロジェクト案件のみの数字なのでタスクを入れるともっと増えますが、それでもクラウドワークスの方が圧倒的に優秀です。
案件数が多いとそれだけ仕事を取れる可能性も増えます。
特に実績がない初心者ライターの場合は、ライバルに勝つことが大切です。
比較的に案件数が少ないランサーズの場合は、初心者がベテランライターに勝たなければいけません。
このように案件数が仕事のとりやすさにも直結するので、初心者ライターはクラウドワークスの方が良いです。
サポートの充実度はランサーズが優れている
サポートの充実度についてはランサーズの方が少しだけ優秀です。
ランサーズの場合は「フリーランストータルサポート」というサービスで福利厚生を支えてくれます。
さらにランサーズは安心・安全への取り組みが優秀です。
というのも、ランサーズでは月に一度品質安全向上委員会のお知らせをしています。
悪質案件や違反案件を徹底して排除しているので、初心者ライターが騙される可能性が低いです。
一方でクラウドワークスにもカスタマーサポートがありますが、ランサーズのように大々的に告知していません。
その点を比較すると、カスタマーサポートの対応はランサーズの方が少し上です。
そしてクラウドワークスの品質ですが、残念ながらそこまで優れてはいません。
悪質案件や違反案件を通報する仕組みがあって、以前よりも危険な案件はずいぶんと減りました。
しかし、現在でもたくさんの悪質案件があるので、初心者だと騙される可能性があります。
クラウドワークスのやばい案件10選や遭遇時の対処法を実体験から紹介!
このような違いから、安心してクラウドソーシングを利用したい場合はランサーズがおすすめです。
クラウドワークスはアプリがあるから使いやすい
使いやすさについてはアプリがあるクラウドワークスです。
ランサーズは基本的にGoogleなどのブラウザが必要になります。
そのうえランサーズは個人的に利用しにくいと感じました。
たとえばクラウドワークスの場合は
- 案件探し
- 提案文と金額の提示
が応募するまでの流れです。
提示部分については他の項目もありますが、この2つがだけ入力しておけば問題ありません。
しかしランサーズの場合は
- 案件探し
- 提案文の提示
- 計画の作成(金額と作業完了日の提示)
- オプション機能の追加(必須ではない)
と入力項目が多いです。
私の場合はクラウドワークスからランサーズを利用したのでよく分かりませんでした。
二つを比較すると、使いやすさについてはクラウドワークスの方が上です。
また、クラウドワークスには専用アプリもあります。
アプリがあれば気軽に利用できるので、煩わしさもほとんどありません。
会社の規模は少しだけがクラウドワークスの方が大きい
どちらもクラウドソーシング最大手なので、会社の規模はあまり気にしなくても良いですが一応紹介しておきます。
項目 | クラウドワークス | ランサーズ |
設立年月日 | 2011年11月 | 2008年4月 |
資本金 | 20億3,039万円 | 22億6,725万円 |
グループ企業の数 | 6社 | 1社 |
登録者数 | 200万人以上 | 50万人以上 |
※登録者数は2018年8月現在の数字
規模を比較するとクラウドワークスの方が大きそうなので、信頼性で選ぶならクラウドワークスの方ですね。
クラウドワークスとランサーズの共通点
クラウドワークスとランサーズの違いを比較してきましたが、次は共通点を紹介します。
共通点
- 案件の質
- 仮払いシステム
- システム手数料
- 振込手数料
- プロライセンスの発行
この5点については比較してもどちらが優れているというのは基本的にありません。
では5つの共通点を詳しく見ていきますね。
案件の質はほとんど同じ
クラウドワークスとランサーズの案件数は大きな差がありましたが、品質についてはそこまで変わりません。
どちらが良いということもなく、低単価の案件から高単価の案件まであります。
低単価案件があるので、初心者ライターでも受注しやすく、高単価案件もあるのでベテランライターも実力次第で大きく稼げます。
ただ、クラウドワークスは悪質案件がけっこうあるので、それ込みで比較するとランサーズの方が優れているかもしれませんね。
仮払いシステム
クラウドワークスとランサーズでは仮払いシステムを採用しています。
仮払いとは依頼人と受注者の間に会社が仲介することです。
本来なら、受注者が仕事を納品して依頼人が検収した後に報酬が手に入りますよね?
しかしこの場合、依頼人がバックレる可能性があります。
成果物だけ受け取って、報酬を支払わなくても受注者は何も言えません。
このように個人間でやり取りすると、働いたのにお金がもらえないリスクが発生します。
一方でクラウドワークスとランサーズでは、受注者が仕事を始める前に依頼人からお金を受け取ります。
そして、成果物を納品して依頼人による研修が済めば、クラウドワークス・ランサーズが預かったお金を受注者に渡す仕組みです。
仕事をする前にお金が依頼人の手元にないので、仕事してもお金をもらえないということはありません。
クラウドワークスとランサーズを利用すればタダ働きのリスクや、煩わしい手続きを請け負ってくれます。
よく仕組みを変わっていない初心者でも安心して働けるのは良いですね。
システム手数料は報酬の5~20%
クラウドワークスとランサーズでは以下のシステム手数料が発生します。
契約金額 | 支払額 |
20万円を上回る | 5% |
10万円超~20万円以下 | 10% |
10万円以下、タスク案件 | 20% |
システム手数料とは仮払いや煩わしい手続きを請け負う代わりに、クラウドワークスやランサーズへと支払う手数料です。
分かりやすくいうと「安心して仕事させてあげるから手数料を支払ってね」という感じですね。
とはいえ、手数料は高いです。
1万円の案件だと約8500円しかもらえません。
ただ、手数料がもったいないからといって個人同士で契約するとリスクがあるので直接契約はおすすめしません。
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振込手数料は500円
振込手数料はクラウドワークスもランサーズも以下の通りです。
- 楽天口座…100円
- その他の銀行口座…500円
クラウドワークスとランサーズでは、稼いだお金がその度振り込まれるわけではありません。
会社で稼いだ金額を管理して、出金命令があればお金を指定の口座に振り込んでもらいます。
そのため、必ずしも毎月振り込んでもらうわけではありません。
とはいえ振込手数料ももったいないですよね?
少しでも節約したい方は楽天銀行を利用しましょう。
そうすれば1回の振り込みにおいて400円も節約できます。
クラウドワークスの振込手数料を節約する3つの方法とは?
プロライセンスの仕組みがある
クラウドワークスとランサーズにはプロライセンスがあります。
プロライセンスとは特定の条件を満たした人にだけ与えられるもので、通常会員では受けられない高単価案件を受けられるようになります。
ベテランライターでもライセンスを獲得すれば月収20万円以上稼ぐことも可能です。
初心者ライターからベテランライターまで稼ぎやすい仕組みになっているので安心ですね。
クラウドワークスのプロクラウドワーカーになる条件と3つのコツを暴露!
クラウドワークスとランサーズの併用はおすすめしない!
こちらはあくまで個人的な感想ですが、クラウドワークスとランサーズの併用はやめた方が良いです。
確かに併用すると案件数が増えるというメリットがあります。
そのため、他のサイトでは併用をおすすめしていることも多いです。
ただ、併用することで2つのデメリットがあります。
実績が2分化する
併用すれば実績が2つに分かれてしまいます。
たとえばWEBライターとして100件の仕事をしたとしましょう。
クラウドワークスとランサーズを利用している場合は、実績数が50と50などに分かれます。
一方で、一つだけ利用している場合は実績数が100です。
もしあなたが採用する側だとしてら、実績が50の人と100の人どちらを雇いたいですか?
数字だけ見ると100の人ですよね。
このように、併用すると案件を探しやすいというメリットがありますが、1つ当たりの実績が少なくなるので注意が必要です。
プロライセンスをもらいにくくなる
高単価案件をもらえるプロライセンスですが、取得には実績数だけでなく稼いだお金も関係してきます。
たとえばクラウドワークスの場合は、ライターだけで月収10万円以上稼ぐと、プロライセンスを獲得できる可能性が高いです。
しかし半分の5万円ではおそらくプロライセンスを取れません。
ライターとしてガッツリ稼ぎたい人にとっては、ライセンスはぜひとも欲しいですよね。
併用するとプロライセンスの道が遠のくというデメリットもあるので気を付けましょう。
まとめ:個人的にはクラウドワークスがおすすめ!
クラウドワークスとランサーズの違いを比較してきました。
比較した結果、どちらも一長一短ありますが、個人的には案件数が多くて、専用アプリのあるクラウドワークスがおすすめです。
ランサーズは丁寧なサポートや安心して働ける制度が優れているので、クラウドソーシングの使い方が分からない場合は向いています。
ただ、基本的にどちらを利用しても稼げるので、まずは両方使ってみて操作しやすいと感じた方に移行するのがおすすめです。