
・会社を辞めても後悔しないの?
この記事ではこんな悩みが解決できます。
本記事の内容
- 新卒10か月・11か月目で退職しても問題ない3つの理由
- 新卒10か月・11か月目の退職で後悔するケースもある
- 新卒入社から1年経過すると得られる金銭的なメリット
この記事の執筆者
さっこー(@sakko1878)
新卒で10か月・11か月経過した人の中には、すでに退職したいと考える人もいるでしょう。
しかし「新卒入社から1年も経過していないのに辞めて良いものか」と思ってしまいませんか?
結論を先に言うと、新卒10か月・11か月目でも無理して働き続ける必要はありません。
とはいえ、本当に退職しても大丈夫なのか気になりますよね?
そこで新卒10か月・11か月目で退職して問題ない3つの理由を解説します。
新卒10か月・11か月目に退職して後悔するケースも取り上げているので、失敗しないためにもぜひ参考にしてください。

目次
新卒10か月・11か月目で退職しても問題ない3つの理由
3つの理由から新卒10か月・11か月目で退職しても問題ありません。
理由
- 我慢して働き続けても幸せな未来は訪れない
- 新卒3年目の退職も1年未満の退職も変わらない
- ブラック企業で働くと危険な価値観を植えつけられる
では、3つの理由をそれぞれ深掘りしていきますね。
理由1.我慢して働き続けても幸せな未来は訪れない
新卒10か月・11か月目でつらい思いをしている場合、働き続けてもよくなる保証はありません。
たとえば、上司からのパワハラを受けているとしましょう。
パワハラは上司が退職しない限りなくなりません。
実際に私は入社から3年間もパワハラを受けました。
時間の経過で改善されるどころか、ますますひどくなったほどです。
その他にも、仕事がつまらないと考えて退職したい新卒の方もいるでしょう。
新卒から間もないと仕事の本質が分からないケースもあります。
しかし、新卒10か月にもなると、仕事の面白さを確かめるには十分です。
新卒10か月で仕事が面白くないと思っていれば、今後仕事が面白くなる可能性は低いと言えます。
このように我慢して働き続けても、絶対に何かが変わるとは言えません。
かたや退職すれば、仕事内容から人間関係まで変えられます。
訪れるか分からない良い未来を望むより、自分で幸せをつかみ取りに行った方が良いですよ!
理由2.新卒3年目の退職も1年未満の退職も変わらない
「新卒は少なくとも3年同じ会社で勤めた方が良い」と聞いたことはありませんか?
この通説は3年勤めると転職のときに不利にならない、仕事を理解するのには3年くらいかかるという理由で言われています。
実際に私もこの通説を真に受けて3年間も働いてしまいました。
確かに3年勤めることで、新卒10か月目には見えないものが見えてくるでしょう。
新卒10か月目で辞めたいと考えていた人の中には、3年経過するころには仕事にハマる人もいます。
しかし、私の場合は新卒10か月目と入社3年目に見える景色は変わりませんでした。
「なるべく早く辞めておけばよかった」と今でも後悔しています。
私の経験上、やりたいことがあるなら早めに行動した方が良いです。
理由3.ブラック企業で働くと危険な価値観を植えつけられる
労働時間が毎月50時間を超える、残業代が支払われないなどのブラック企業は、新卒何年目であっても辞めた方が良いです。
ブラック企業でずっと働いていると、不思議と慣れてしまいます。
最初は異常性を感じていても、徐々にふつうのことだと感じてしまうでしょう。
異常なことに慣れると何がやばいのかと言えば、精神と肉体が分離していくことです。
仮に肉体が慣れたとしても、気持ちも慣れるとは限りません。
場合によっては、精神的に危険な状態に陥る可能性もあります。
精神状態の危険信号に気づかなければ、最終的にうつや適応障害などで体調を崩すでしょう。
一度精神的に体調を崩すとすぐに復活できません。
実際に倒れた後に感じることは「新卒にこだわらず、もっと早めに辞めておけばよかった」です。
悲惨な未来は歩みたくありませんよね?
新卒10か月・11か月目だからといって、将来性を壊してまで我慢する必要は一切ありませんよ!
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このように新卒10か月・11か月目であっても退職してOKです。
とはいえ、勢いで辞めると後悔するケースもあるので気を付けましょう。
新卒10か月・11か月目の退職で後悔するケース
以下の状態に当てはまれば、新卒10か月・11か月目で退職すると後悔する可能性もあります。
新卒退職で後悔するケース
- 退職理由が明確ではない
- 将来的にやりたいことがない
- 貯金がない
続いて、3つのケースを具体的に解説していきますね。
ケース1.退職理由が明確ではない
退職理由が曖昧のまま会社を辞めると転職のときに苦労します。
自分が何をしたいのかもわからず、適当な会社を選んでしまうかもしれません。
適当に会社を選ぶと、前の会社と同じ目に遭う可能性が高いです。
同じミスを繰り返さないためにも「なぜ退職したのか」考えてみましょう。
嫌に感じるところを避けて転職活動すれば、次の会社では同じ思いをせずに済みます。
新卒10か月・11か月目の方は、会社の嫌なところを改めてメモしておくと良いですね。
ケース2.将来的にやりたいことがない
将来的にやりたいことがない場合は、退職しても何をすべきなのかぼんやりとしてしまいます。
何の行動もしないとニートまっしぐらです。
必ずしも転職する必要はないので、退職後は何をしたいのか考えてみましょう。
もし何も思いつかない場合は、この機会に自己分析するのもおすすめです。
新卒で入社する前の自己分析と、新卒10か月・11か月目に行う自己分析はクオリティが異なります。
会社を経験したからこそ見えてくる景色もあるので、その点を考慮して自己分析しましょう。
何の行動もしないのは危険なので、とにかく行動する気持ちが大切ですよ!
ケース3.貯金がない
貯金がない状態で退職してしまうと生活できません。
せっかく退職してもお金の問題ですぐに働くことになります。
一度、体を休めたい方は少なくとも3か月分の生活費は残した方が良いです。
とはいえ、貯金をためるまで働きたくない人もいるでしょう。
会社を辞めたい方にとって、数か月も働くのはきついですよね?
しかし、あと数か月頑張ることで新卒入社から1年が経過します。
新卒2年目になることで、うれしいメリットがありますよ!
新卒入社から1年経過すると得られる金銭的なメリット
新卒入社から1年が経過にすると2つの金銭的なお得があります。
メリット
- 退職金の受給資格を満たす可能性がある
- 社会保険給付金の受給資格を満たす
では、順番に解説していきますね。
メリット1.退職金の受給資格を満たす可能性がある
東京都産業労働局が平成30年に発表した『中小企業の賃金・退職金事情(モデル退職金)』による退職金は以下の通りです。
新卒入社のタイミング | 退職金の目安 |
大卒 | 90,000円 |
高専・短大卒 | 76,000円 |
高卒 | 76,000円 |
新卒入社から1年経過してから辞めると、76,000~90,000円もらえます。
貯金がない人からすると、かなり魅力的な金額ですよね?
退職後の生活費に困っている方にはぴったりでしょう。
ただ、退職金は会社によって受給できません。
退職金を定めることは法律で定められておらず、完全に会社任せです。
厚生労働省が平成30年に発表した『就労条件総合調査結果の概要』によると、以下の結果になっています。
従業員数 | 退職金を採用している率 |
1,000人以上 | 92.3% |
300~999人以下 | 91..8% |
100~299人以下 | 84.9% |
30人~99人以下 | 77.6% |
退職金制度を採用している企業も多いですが、退職金がない会社も一定数あります。
制度がなければ退職金をもらえないので、退職金があるかどうか就業規則を確認してみましょう。
メリット2.社会保険給付金の受給資格を満たす
新卒1年目になると社会保険給付金を受給できる可能性があります。
社会保険給付金とは失業手当や傷病手当などのことです。
社会保険給付金を受給すると毎月安定してお金が振り込まれるので、生活費の負担を軽減してくれます。
非常に便利な失業手当や傷病手当は、以下の条件を満たすと受給資格を満たします。
社会保険給付金取得の条件
- 年齢が20~54歳
- 社会保険に1年以上加入している
- 退職までに2週間以上3か月未満
- 現時点で転職先が決まっていない
大卒で入社した新卒10か月・11か月目の人にとって「社会保険に1年以上加入している」が一番の問題です。
あと少しがんばることで受給資格を満たします。
無理してあと数か月働く必要はありませんが、新卒1年目になることで失業手当や傷病手当を受給できますよ!
ちなみに、失業手当や傷病手当の受給額は、最大28か月間で数十万~数百万円です。
受給額は人によって異なりますが、100万円もらえるケースも珍しくありません。
退職コンシェルジュでは社会保険給付金の申請をサポート!
退職コンシェルジュでは、社会保険給付金サポートというサービスを行っています。
社会保険給付金サポートを受けると、社会保険給付金を受給するにあたって必要な以下のことをサポートしてもらえます。
ポイント
- 書類の準備方法
- 書類の書き方
- 書類の提出先
代行してくれるわけではありませんが、社会保険給付金の受給に当たってゼロから徹底的にサポートしてもらえます。
サポートしてくれる人は社会保険や労働関連の法律を扱うプロである社会保険労務士監修です。
プロが力を貸してくれるので、非常に心強いですよ!
社会保険給付金の中でも傷病手当の手続きは複雑で、途中で挫折する人もいるほどです。
特に新卒の人は社会人経験が浅いので、自分ひとりで手続きするのは難しいでしょう。
「社会保険給付金の申請手続きが不安だからサポートしてほしい」という方にはぴったりです。
ちなみに、退職コンシェルジュでは無料説明会を行っています。
退職コンシェルジュがどんなサービスなのか気になる方は、無料説明会だけ受けてみるのも良いでしょう。
\無料で説明会を受けられる/
まとめ:限界なら新卒10か月・11か月目で退職してもOK!
新卒10か月・11か月目で退職しても問題ない理由や退職すると後悔するケースを紹介してきました。
もう限界を感じているのであれば、新卒1年未満であっても退職した方が良いです。
無理をした結果、倒れたのでは今後の人生を棒に振ります。
もしあと少しだけ頑張れそうなら、新卒入社1年が経過するまで頑張るのもおすすめです。
新卒から1年経過すると退職金や社会保険給付金の受給資格を満たします。
退職金や社会保険給付金を受給できると生活費の足しになるので、退職後の生活も一安心ですよ!
新卒の退職は退職代行SARABAにお任せ!
新卒で退職できないとお悩みの方には退職代行SARABAユニオンがおすすめです。
SARABAは2008年にサービスを開始したベテラン企業で、退職成功率はほぼ100%と発表しています。
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また、SARABAは労働組合が運営元なことによって、会社と交渉する権利を持っています。
運営元が一般企業だと皮弁行為にあたるので会社と交渉できません。
結果的に退職の交渉に失敗する可能性もあります。
一方で、運営元が労働組合であれば団体交渉権をもとに会社と交渉できるので、ほぼ確実に退職に持ち込めます。
団体交渉権とは
集団になった労働者や労働組合が企業へ労働条件やその他の待遇について交渉する権利。
団体交渉を行う権利は、日本国憲法第28条や労働組合法で保障されている。
そのうえ、以下の交渉も可能です。
SARABAで請求できること
- 退職日の調整
- 有給休暇の消化
- 退職金の請求
- 残業代の請求
- 未払い金の請求
運営元が労働組合のSARABAを利用すればさまざまな要求ができます。
会社と交渉できるSARABAのメリットをまとめると以下の通りです。
SARABAの特徴
- 2008年から運営しているから安心感がある
- 親バレ防止に協力してくれる
- 退職後本人に連絡しないように会社へ伝えてくれる
- 有給消化の成功率98%
- 即日退職が可能
- 全国の利用に対応している
- 交渉に失敗した時の返金保証あり
- 退職後の転職支援もある
- 料金が一律24,000円
このように料金が安く、会社と交渉できるから有給の消化や未払い金の請求もできる点がSARABAの特徴です。
「お得に退職代行を使いたい」
「退職を機に会社からお金をもらいたい」という方は、退職代行SARABAを利用してみてはいかがでしょうか?
\24時間無料相談受付中/
【未経験OK】退職後はWebライターに挑戦してみませんか?
会社を辞めたいと考えている人は以下のような悩みを持っていますよね?
会社を辞めたい人の悩み
- 人間関係が面倒くさい
- 上司から怒られるのが嫌だ
- 毎日決まった時間に起きてるのがつらい
- 毎日何十分もかけて通勤するのがばからしい
- 会社の謎ルールに従うのに抵抗がある
私も会社で3年勤めたことがありますが、上記の悩みが尽きたことがありません。
そんな会社で働くことに抵抗を感じている人にぴったりなのがWebライターです。
Webライターで成功すると以下のメリットがあります。
- パソコンを使えれば始められる
- 自分の好きな時間で働ける
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