・クラウドワークスで直接契約しても罰せられることはないの?
・直接契約の打診が来た時の対処法を知りたい!
この記事ではこんな悩みが解決できます。
本記事の内容
- 直接契約を提案されても断った方が良い!
- 直接契約すると3つのデメリットがある
- 直接契約を持ち込まれた時のお断りメッセージ例
- 外部連絡ツールの交換は仮払い後ならOK
この記事の信頼性
さっこー(@sakko1878)
私は2020年1月からクラウドワークスで仕事を開始した中堅です。過去に直接契約を持ち込まれたこともあります。今回はその経験をもとにお答えします。
「クラウドワークスでクライアントから手数料がもったいないので直接契約しませんか?」と言われて困っている方へ。
クラウドワークスは手数料が何気に高いので、手数料が発生しない直接契約に移行したいですよね?
しかし、直接契約しても罪に問われることはないのか気になるでしょう。
そこでこの記事では、クラウドワークスから直接契約に移行しても問題ないのか紹介しています。
魅力的に見える直接契約のデメリットも解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
なお、Webライターで直接契約を取りたい人は「Webライターで直接契約を取る7つの方法や交渉を成功させる秘訣も解説!」を参考にしてください。
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【結論】クラウドワークスで直接契約を提案されても断った方が良い!
結論を先にお伝えすると、クラウドワークスから直接契約を打診されても断るべきです。
実は、クラウドワークス利用規約の第5条16項にて直接契約に関することが書かれています。
15. 会員間での連絡は、原則として本サービス内において行うものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこれに限りません。
16. 会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません。
「クラウドワークスを利用している者同士は、5年間契約していない限り直接契約してはいけませんよ」という感じですね。
とはいえ、直接契約すると手数料が発生しないのであきらめきれませんよね?
クラウドワークスのシステム手数料は報酬額から約20%と高いです。
しかし、直接契約するので以下のデメリットがあるのでやめた方が良いですよ!
直接契約のデメリット
- 直接契約が運営にバレたときの処置がえぐい
- お金を支払われるという確証がない
- 個人情報を提示する必要がある
直接契約は手数料が抑えられるメリットがありますが、逆にデメリットは3つもあります。
直接契約はあまりにリスクが大きいのでおすすめしません。
では、直接契約がいかにリスクがあるものなのか、3つのデメリットを詳しく見ていきますね。
断った方が良い理由1.直接契約が運営にバレたときの処置がえぐい
利用契約を破ると以下の罰金が発生します。
弊社は、利用者に対し、違約金として、当該取引の報酬額に対するシステム利用料相当額か金100万円のいずれか大きい方の金額(当該取引の報酬額に対するシステム利用料相当額の算定が不可能な場合は、金100万円)の支払いを求めること及び一切の法的措置(金銭賠償請求を含むがこれに限りません。)を講ずることができるものとします。
利用規約を破る罰金としてシステム利用料相当の金額か、100万円を支払わなければいけません。
クラウドワークスで100万円をためるのは簡単ではないので、かなり厳しいですよね。
余計なリスクを抱えないためにも、クラウドワークスで直接契約の話を持ちかけられても断るようにしましょう。
断った方が良い理由2.個人情報を提示する必要がある
直接契約すると報酬の振り込みは依頼人が直接します。
ということは、依頼人に銀行口座を教えなければいけません。
銀行口座は言うまでもなく大切なものです。
その情報をネットで知り合って顔も知らない人に教えるのは怖いですよね?
仮に悪用されると、せっかくコツコツためたお金がなくなる可能性もあります。
一方でクラウドワークスを利用すると、信頼度が高いクラウドワークスが責任をもって支払ってくれるので安心です。
悪用される可能性がゼロではありませんが、不特定な個人より信頼性は高いですよね。
断った方が良い理由3.お金を支払われるという確証がない
直接契約は確実にお金が支払われるとは限りません。
クラウドワークスの場合は仮払いシステムを採用しているので安心です。
仮払いとは依頼人が受注者に支払うお金を一度クラウドワークスで預かって、成果物を納品・検収したときに預かったお金を受注者に支払うという仕組みです。
クラウドワークスにお金を支払ってから仕事を開始するので、タダ働きになることはありません。
一方で直接契約は依頼人と受注者のみのやり取りです。
たとえこちらで成果物を依頼人に提出しても、支払われるべき報酬は依頼人の手元にあります。
報酬を依頼人が支払わない限り、どれだけ仕事をしてもお金が振り込まれることはありません。
このように直接契約すると、仕事をしたのにお金をもらえないというヤバいリスクがあります。
システム手数料を少し払うのと、報酬をまったくもらえないという2択なら言うまでもなく前者を選びますよね。
この理由があるから直接契約は危険なのです!
クラウドワークスで直接契約を持ち込まれた時のお断りメッセージ
直接契約を断るときは以下のメッセージを参考にしてくださいね。
お断りメッセージの書き方
お世話になっております。
直接契約の件についてですがお断りさせていただきたいです。
いうのも、クラウドワークスから直接契約することは利用規約で禁止されています。
直接契約はリスクが大きいので、申し訳ございませんが引き続きクラウドワークスでのやり取りでお願い致します。
このようにお断りすれば提案を断りつつ、クラウドワークスで引き続き仕事をもらえるでしょう。
もし、どうしても直接契約したいと言ってくる場合は、思い切って関係を断ち切った方が良いです。
仮に相手から説得されて提案に乗ってしまうと、ご紹介した莫大なリスクを負わなければいけません。
面倒に巻き込まれないためにも、しつこい場合はサクッと関係を切って次の仕事を探しましょう。
クライアントの中には直接契約=禁止であることを知らない人も多い
クラウドワークスで直接契約を提案してくる場合は、全員が悪者というわけではありません。
中には直接契約が禁止されていないことを知らない方も多いです。
実際に私も過去に何度か直接契約を断っていますが、その際に「そうなんですね。利用規約で直接契約が禁止されているとは知りませんでした」という人もたくさんいました。
直接契約が禁止されていることを知らない人に対して、強い言い方をしてしまうとトラブルにつながります。
余計な問題を起こさないためにも、丁重にお断りすることが大切ですよ!
ただ、中には直接契約が禁止されていることを知って提案してくる人もいるので注意が必要です。
【初心者注意】直接契約を提案される悪質案件の特徴
クラウドワークスで直接契約を提案される場合は、何回か仕事をした後に言われることが多いです。
しかし中には、一度も仕事していないのに直接契約したいと言ってくることもあります。
たとえば以下の特徴に当てはまる案件は危険です。
危険な案件の特徴
- 契約前にLINEやチャットワークに誘導してくる
- 初心者でも月に20~30万稼げる
- 評価が悪い、もしくはゼロ
これらの特徴に当てはまる案件はいわゆる悪質案件です。
そのため、特に初心者は悪質案件を引き受けないように気を付けましょう。
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【番外編】クラウドワークスで外部連絡ツールを交換するのはOK
クラウドワークスで仕事をしていると「ChatWorkで連絡を取りたいのでアカウントを教えてください」と言われることがよくあります。
別のツールを使うのである意味直接契約とも言えますが、ChatWorkやZoomなどのアカウントは交換しても問題ありません。
実際にクラウドワークスでは、以下のようにお知らせしています。
「サービス外利用申請」をしていただき、弊社が承認した場合は、必要に応じて電話、スカイプ、打ち合わせなど、直接ご連絡いただけます。
クラウドワークスが問題ないと言っているので、外部連絡の打診をされた際は引き受けても問題ありませんよ!
ただ、外部連絡を取っても問題ないのは、仮払い後に限った話なので注意が必要です。
クラウドワークスのよくある質問を見ると、契約前の外部連絡はお控えくださいと書かれています。
つまり、仮払い後の外部連絡は問題ありませんが、契約前の外部連絡はいけません。
クラウドワークスの契約画面を見ると上記の画面が表示されます。
外部連絡について問われたときは、現在のステータスを確認しましょう。
まとめ:直接契約はリスクが大きすぎるからやめた方が良い
直接契約する危険性を紹介してきました。
本記事のまとめ
- 直接契約は原則禁止されている
- 規則を破って直接契約すると最大100万円の違約金が発生する
- 直接契約を持ちかけられたときは丁重にお断りしよう!
- 外部連絡ツールの交換は仮払い後なら受けても良い
クラウドワークスから直接契約に移行することは、クラウドワークスの利用規約で禁止されています。
仮に直接契約がバレたらシステム利用料相当の金額か、100万円を支払わなければいけません。
そのうえ、直接契約は仕事だけして報酬が支払われない可能性もあります。
確かに直接契約すれば、クラウドワークスのシステム手数料が発生しないので稼ぎやすいです。
しかし、直接契約することのリスクに比べると大した問題ではありません。
それでも直接契約を目指したい人は「Webライターで直接契約を取る7つの方法や交渉を成功させる秘訣も解説!」を参考にしてください。
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Webライターの「稼げない」を最速で抜け出す方法
未経験者や初心者がWebライターをしていると以下のようなことで悩みがちです。
Webライター初心者の悩み
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