・記事の質を上げるにはどう情報収集するのが正解なの?
・リサーチに時間がかかりすぎるから短縮したい!
本記事ではこのような悩みを解決できます。
本記事の要点
- Webライターの情報収集はネット検索を使うのが主流
- 情報の質を上げるなら一次情報や信用できるソースを参考にすべき
- リサーチの際はサジェストや共起語も拾うのがSEO的にグッド
- リサーチ時間を短縮するならPC2分割やスマホとの併用もあり
本記事の執筆者
さっこー(@sakko1878)
「Webライターの情報収集はどうするのが正解なの?リサーチの時間を減らしたい!」とお悩みの方へ。
Webライターをしていると情報収集する機会も多いですが、具体的なやり方はだれも教えてくれませんよね?
そこでこの記事では、Webライターの情報収集法や効率的なリサーチ術を紹介していきます。
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【前提】Webライターにとって情報収集は一番重要な要素
Webライティングは最初に情報収集しなければいけません。
集めた情報をもとに記事執筆に反映させるのが基本的な流れです。
つまり、リサーチなしに仕事を始めることはできません。
さらに、ただ情報を集めれば良いのではなく、正しい情報を集めることが何よりも大切です。
仮に間違った情報を集めて記事に反映させると、間違った記事が完成します。
正しくない記事は読者を混乱させ、読者満足度が下がるので気を付けましょう。
Webライターの情報収集で使える5つの情報源
Webライターのリサーチで使える情報源は以下の通りです。
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媒体 | メリット | デメリット |
インターネット検索 | 大量の情報が集まる | ウソの情報も多い |
書籍 | 専門的な情報をゲットできる | お金がかかる |
ニュース | トレンドや世情を把握できる | 収集できるネタに限りがある |
SNS | 口コミやトレンドを知れる | ウソの情報も多い |
Yahoo!知恵袋 | 検索意図がわかる | 収集できるネタに限りがある |
ほかにも情報を発信するソースはありますが、Webライターの仕事では上記の5つがあれば十分です。
では5つの情報源でどのような情報を集められるのか解説していきますね。
情報源1.インターネット検索:メインで使う
Webライターがもっとも見るべきソースは、インターネットの情報です。
最近では、インターネットを駆使すればたいていの情報が集まる時代になっています。
たとえば、インターネットを利用すれば以下の情報を集めることが可能です。
- 官公庁が発表する情報
- 企業コラム
- 論文
- 取材記事
- ニュース
- 個人ブログ
ネットを利用すればたくさんの情報が集まります。
よほど専門的なことでない限り、Webライターのリサーチはインターネットの情報で十分です。
インターネットの場合は気軽にリサーチできるのが魅力ですが、正しくない情報が公開されていることもあります。
ウソ情報にだまされると間違った記事に仕上がるので、何も考えずにネット記事を参考にするのはやめておきましょう。
情報源2.書籍:より専門的な情報を集められる
書籍を利用するとネットより専門的な情報を集められます。
ネットだけでは集められない情報があるときは、専門書を読むのもありです。
しかし、書籍を読むためには1,000円以上の費用が発生します。
Webライターは単価が安い傾向にあるので、毎回のように書籍を買っているとお金が足りません。
そのうえ、書籍はほしい情報を抜き取るのに時間がかります。
総合的に見ると、書籍はあまりコスパの良いリサーチ方法とは言えません。
案件の単価が高く、ネットに情報がないときのみ利用するようにしましょう。
情報源3.ニュース:記事のネタを集められる
ニュースでは主にトレンドや世情をおさえられます。
たとえば、世界事情や日本経済、エンタメなど幅広いネタを集められるのが特徴です。
特にトレンドブログを運営している人が仕事相手だと重宝します。
流行をおさえるのにはぴったりなニュースですが、トレンドを把握する以外ではほとんど使えません。
通常の記事執筆では使えないので注意しましょう。
情報源4.SNS:口コミ収集に使う
以下のSNSを利用すれば、口コミやトレンド情報をゲットできます。
SNSでは特に口コミを集めやすいです。
記事を執筆していると、説得力を持たせるために口コミを掲載することもあります。
口コミは基本的に引用する必要がありますが、その時にSNSの投稿をそのまま埋め込めるので便利です。
口コミに関してはネットより集めやすいので、レビュー系の記事ではSNSを駆使しましょう。
情報源5.Yahoo!知恵袋:検索意図の収集に使う
Yahoo!知恵袋は検索意図を知るときに便利なツールです。
検索意図とは、読者がどのような意図を持って検索しているのかを意味します。
たとえば「Webライター パソコン おすすめ」で調べる人は、Webライターの執筆におすすめのパソコンを知りたいことがわかりますよね?
検索意図に沿って記事を執筆すると、読者の疑問に回答するかたちになって読者満足度が上がります。
このように検索意図を知ることは大切ですが、キーワードの中には何を知りたいのかイマイチ把握できないこともあるでしょう。
検索意図がわからないときはYahoo!知恵袋が最適です。
Yahoo!知恵袋にはさまざまな悩みが包み隠さず公開されていて、明確な検索意図をつかめます。
Webライターの正しい情報収集法
Webライターの情報収集は以下の流れで行います。
情報収集の流れ
- 1.キーワードを調べる
- 2.キーワードでネット検索する
- 3.検索1ページ目をすべてチェックする
- 4.関連キーワードやサジェストを調べる
- 5.他記事を参考にして執筆に入る
では具体的なやり方を紹介していきますね。
手順1.キーワードを調べる
まずはキーワードを調べましょう。
Webライターにおけるキーワードとは検索ワードのことです。
読者はキーワードを使って検索するので、記事を書く前にキーワードを定めることは必須です。
キーワードの調べ方ですが、Webライターの場合は基本的に仕事相手が与えてくれます。
もし自分でキーワードを設定する場合は「ラッコキーワード」を利用するのがおすすめです。
ラッコキーワードの検索窓に特定のキーワードを一語入れると、その単語に付随する人気のキーワードが出てきます。
ラッコキーワードは無料で使えるので、キーワード探しに困っている人は利用してみてくださいね。
手順2.キーワードでネット検索する
キーワードを決めた後は実際にネット検索しましょう。
検索時はGoogle chromeのシークレットモードを使うのがおすすめです。
シークレットモードを利用すれば、より正しい情報を集められますよ!
手順3.検索1ページ目をすべてチェックする
ネット検索した後は、とりあえず検索1ページに出てきた記事をすべて開きましょう。
検索1ページ目は読者満足度が高い記事なので、そこから情報収集すると質の高い記事が完成します。
ちなみに検索1ページ目には広告が表示されることも多いです。
「https」の左に広告と書かれているものは、リスティング広告と呼ばれるものです。
リスティング広告はお金を出して掲載されているので、必ずしも質が高いとは言えません。
そのため「広告」と書かれている記事は無視してもOKです。
手順4.関連キーワードを調べる
情報収集した後は関連キーワードもチェックしておきましょう。
関連キーワードとは、メインキーワードに関連する言葉のことです。
基本的に検索ページの一番下に表示されます。
メインキーワードに合わせて関連キーワードを入れるとSEOの効果が上がります。
SEOとは
検索エンジン最適化のこと。
わかりやすくいうと、記事を検索上位に上げるための施策。
SEO要素を入れると記事のクオリティが上がるので、クライアントも喜んでくれます。
関連キーワードを無理やり入れる必要はありませんが、可能であれば文中にちりばめておくのがおすすめですよ!
手順5.他記事を参考にして執筆に入る
情報収集が終わったら以下の順番で記事を執筆していきましょう。
- 見出しを作る
- 本文を埋めていく
- 導入文を書く
- 本文に適したタイトルを作成する
書く順番は人によって異なりますが、上記の流れで執筆すると自然な文章が完成します。
記事の書き方に悩んでいる人は参考にしてください。
質の高い記事を作るための情報収集術
より質の高い記事を作るためには、以下の情報収集術も覚えましょう。
質の高い情報収集術
- ツールでサジェストキーワードを集める
- 共起語も収集する
- 一次情報から収集する
- 信用できるソースから情報収集する
- 最新の情報を集める
上記のわざを取り入れると記事の質が上がって、クライアントも満足する記事に仕上がります。
では5つのコツを具体的に紹介していきますね。
コツ1.ツールでサジェストキーワードを集める
記事を執筆する際は関連キーワードだけでなく、サジェストキーワードも含めるのがSEO的に良いです。
サジェストキーワードとは
検索窓に調べたいワードを入れたときに、自動で表示される検索候補のこと。
上記のようなサジェストキーワードも文中に含めるとSEO効果が上がります。
特にクライアントからSEO記事の執筆を依頼された際は積極的に含めましょう。
ちなみにサジェストキーワードはGoogle検索以外に以下のツールでも調べられます。
コツ2.共起語も収集する
ライティングの際は共起語も含めるとSEO的になお良いです。
共起語とは
特定のキーワードが使われた場合、一緒に使われることが多いキーワードのこと。
たとえば「共起語検索ツール」で「Webライター」と打つと以下の共起語が出てきます。
「Webライター」をキーワードに記事を書くと、ライティングやスキルなどの単語が出てきやすいことはなんとなくわかりますよね?
共起語を含めると情報の網羅性アップにつながるので、SEO的にも効果があります。
SEO記事を執筆するならメインキーワード以外に、
- 共起語
- 関連キーワード
- サジェスト
の3種類を文中に含んでおきましょう。
ちなみに共起語を探すツールは以下のものがおすすめです。
「サクラサクラボSEOツール」の方が共起語がたくさん検索できるのでおすすめです。
コツ3.一次情報から収集する
情報収集する際はなるべく一次情報から探しましょう。
一次情報とは
執筆者本人が独自の体験談から集めた情報や研究結果などオリジナルの情報。
一次情報は基本的にウソの情報が混ざっていないので、情報の信頼性が高いです。
一方で一次情報を参考にした二次情報や三次情報は、個人的な意見が書かれていたり、事実が曲解して書かれていたりします。
そのため二次情報や三次情報の記事を参考にすると、ウソの情報をつかみやすいです。
正しい情報を集める際は、なるべく一次情報を参考にしましょう。
ちなみに一次情報とは以下のものです。
- 官公庁のPDF
- 企業コラム
- 専門家の記事
コツ4.信用できるソースから情報収集する
一次情報が見当たらない場合は、信頼できる情報源からリサーチするようにしましょう。
たとえば以下の情報源は比較的信頼性が高いです。
- 資格を持つ人が執筆する記事
- 専門家が監修する記事
- 検索上位の記事
だれが書いたのかで、その記事の信頼性は決まります。
有資格者や専門家の記事は信頼性が高いですが、実績のない人が書く記事は信頼に値しません。
ただ、有資格者や専門家の記事でも間違いが書かれていることもあります。
そのため複数のソースを見比べて、その情報が正しいのかどうかチェックすることが大切ですよ!
コツ5.最新の情報を集める
ネタを集める際は情報の鮮度にもこだわりましょう。
たとえばサービスの紹介記事だと、たびたびサービス内容や価格が変わります。
提供内容が頻繁に変わると、記事によって言っていることが異なる現象が起こりやすいです。
記事ごとに内容が異なると読者が混乱するので、確実に最新の情報を集めましょう。
最新の情報は信頼性の高い記事を参考にすると集めやすいです。
Webライターのリサーチ時間を短縮する4つの方法
Webライターのリサーチ時間を短縮したい場合は、以下の方法を試してみてください。
リサーチ時間の短縮法
- PC画面を2分割にして作業する
- スマホで検索してPCで執筆する
- 記事を見ながら必要な情報をメモに書く
- 見やすい記事を見つけたらブックマークする
続いて、具体的なリサーチ時間の短縮術を解説していきますね。
方法1.PC画面を2分割にして作業する
リサーチの際は以下のように2分割して作業するのがおすすめです。
2分割することでリサーチしながら執筆できるので効率的です。
ただ、パソコンの画面が小さいと見づらくなるデメリットもあります。
もし画面が大きい状態で2つの画面を使いたい場合は、外付けモニターを導入しましょう。
外付けモニターがあれば、通常サイズのまま表示されるので見やすいですよ!
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方法2.スマホで検索してPCで執筆する
パソコンの画面を2分割できないときはスマホと併用して執筆するのがおすすめです。
スマホでリサーチして、パソコンで執筆すればPC画面を2分割した状態を作れます。
特に普段からスマホの検索に慣れている人は、スマホで検索するのがおすすめです。
方法3.記事を見ながら必要な情報をメモに書く
リサーチで記事を読んでいる最中、気になる文章があったらメモ帳にコピペしておきましょう。
メモ帳にまとめておくことで、情報を探し直す必要がありません。
いろいろな記事を読んでから執筆すると「あれってどこの記事で読んだっけ?」と思うことも多いです。
もう一度記事を見直すと時間が無駄なので、前もってメモ帳にまとめておくというわけです。
ちなみにメモ帳にコピペした文章をそのまま記事に反映させると、コピペ文章になるので気を付けてくださいね。
方法4.見やすい記事を見つけたらブックマークする
リサーチの過程でわかりやすい記事を見つけたら、ブックマークしておくのもおすすめです。
ブックマークしておけば、イチから検索したり、記事を探したりする必要もありません。
Webライターが情報収集する際の注意点
ネットでネタを集める際は以下のポイントにも気を付けておきましょう。
情報収集の注意点
- Google chromeを使って検索する
- シークレットモードで検索する
- 内容を完全に理解してから執筆する
- ほかの記事を見ながら執筆しない
- テーマやゴールに沿った情報を集める
では5つの注意点を順番に解説してきますね。
注意点1.Google chromeを使って検索する
リサーチの際はGoogle chromeを使いましょう。
chromeを使うべき理由はこちらです。
- 読者の大半がchromeを使っている(60%以上が使用*)
- 便利な拡張機能がたくさん用意されている
- SEO対策はGoogleによって評価されている
- シークレットモードを使える
chromeは使い勝手が良いので、特別な理由がない限りchromeを利用しましょう。
注意点2.シークレットモードで検索する
chromeにはシークレットモードという機能が搭載されています。
シークレットモードとは
インターネット検索した際に履歴として残るCookieやキャッシュなどのデータが残らない検索モードのこと。
シークレットモードは履歴を残したくないときに便利な機能です。
しかし、Webライターにとってのシークレットモードは、真の検索順位を把握できるメリットがあります。
実は、Google検索はユーザーによって検索結果が異なるものです。
AIが利用者の使用履歴をチェックし、そこから最適な順位を表示する仕組みになっています。
たとえば「ラーメン おすすめ」で調べると、住まいの近くにあるラーメン店を紹介してくれます。
ユーザーにとっては探し物をしやすい便利なシステムです。
ただ、客観的な情報を集めたいWebライターにとっては邪魔になってしまいます。
そこでシークレットモードを使うわけです。
シークレットモードを使うとユーザーの履歴が反映されず、純粋な検索順位を調べられます。
リサーチは信頼性の高い記事から集めることが大切なので、情報収集はシークレットモードを使うのがおすすめです。
ちなみにシークレットモードは以下の手順で切り替えます。
- Googleブラウザを開く
- 画面右上の設定(点々が3つ連なったもの)を押す
- 「新しいシークレットウィンドウ」をクリックする
上記の手順で黒い画面が出てきたらOKです。
注意点3.内容を完全に理解してから執筆する
リサーチの段階で、記事のテーマを100%理解してから執筆へ移行するようにしましょう。
曖昧な情報で執筆を進めると以下のデメリットがあります。
- ウソの情報を書いてしまう
- コピペ率が上がる
- 依頼人から修正依頼をくらう
理解せずに執筆し始めると記事のクオリティが下がるので、確実に理解してから執筆するようにしましょう。
注意点4.ほかの記事を見ながら執筆しない
執筆する際はほかの記事を見ながら執筆しない方が良いです。
ネット記事を見ながら執筆すると、無意識的にほかの記事と似たようなことを書いてしまいます。
記事を書き終わってコピペチェックすると「なぜかコピペ率が高い」という事態になりがちです。
無意識のコピペを避けるためにも、記事執筆の際は頭でまとめてから執筆しましょう。
注意点5.テーマやゴールに沿った情報を集める
リサーチする際はテーマやゴールに沿って情報を集めることが大切です。
ソースによっては偏見や誘導要素が入っていることもあります。
たとえば「睡眠はベッド・布団どちらでとるべきか」という明確な答えがないテーマがあったとしましょう。
この場合、ベッドを販売しているサイトはベッドを推し、布団を取り扱っているサイトは布団を推薦します。
このように記事のテーマによっては、ゴールに向けて読者を促すよう書かれています。
リサーチする際は「依頼人から受け取ったキーワードがどこをゴールとしているのか」把握してからリサーチしましょう。
まとめ.情報収集力を鍛えてライティングの質を上げ、時間も節約しよう!
Webライターにおける情報収集のやり方や効率的なリサーチ術について紹介してきました。
本記事のまとめ
- Webライターの情報収集はネット検索を使うのが主流
- 情報の質を上げるなら一次情報や信用できるソースを参考にすべき
- リサーチの際はサジェストや共起語も拾うのがSEO的にグッド
- リサーチ時間を短縮するならPC2分割やスマホとの併用もあり
Webライターにおける情報収集はインターネットで十分に対応できます。
ただ、ネット上にはウソの情報も紛れているので、一次情報のような信頼性の高いサイトを参考にすることが大切です。
また、SEO記事を執筆する際はメインキーワード以外に、
- 関連キーワード(ラッコキーワード)
- サジェスト(ラッコキーワード)
- 共起語(サクラサクラボSEOツール)
も調べて、文中に含めるのがSEO的に良いです。
あとはひたすらネット検索して、情報収集力を引き上げましょう!
Webライターの「稼げない」を最速で抜け出す方法
未経験者や初心者がWebライターをしていると以下のようなことで悩みがちです。
Webライター初心者の悩み
- Webライティングのやり方がわからない
- 執筆に何時間もかかる
- 時給500円以下で働いている
- 応募しても採用されない
- なかなか稼げるようにならない
- 本当に続けていれば稼げるようになるのか
これらの悩みは経験やスキルがない初心者特有の悩みです。
知識がないまま進めてしまうと壁にぶち当たって、そのまま挫折することがよくあります。
初心者がWebライターとして好スタートを切るためには、稼げるノウハウを身に付けなければいけません。
Webライター初心者は、以下のスクールでノウハウを覚えるのがおすすめです。
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