・Wordは値段が高いから購入せずに済むなら助かる!
・WebライターがWordを持つと何か良いことがあるの?
本記事ではこのような悩みを解決できます。
本記事の要点
- 文章作成はGoogleドキュメントやWord Onlineでもできる
- Wordには文字数カウントや校正機能が備わっていて便利な面もある
- ただし文字数カウントや校正機能もツールを使えば替えがきく
- WebライターにWordは必須ではないので、余裕ができてから買えばOK
本記事の執筆者
さっこー(@sakko1878)
「WebライターはWordソフトが必要だって聞いたけど本当なの?」とお悩みの方へ。
Wordと言えばパソコンで文章を書くソフトなので、執筆が主目的のWebライターには必要そうですよね?
結論を言うと、WebライターにWordは必須ではありません。
私はWebライターだけで生計を立てていますが、未だにWordソフトを持っていないほどです。
ではなぜWebライターがWordを持っていなくても活動できるのか4つの理由を紹介していきます。
Wordの代わりに使えるツールも5つ紹介しているので参考にしてくださいね。
\おすすめのライター講座/
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WebライターにWordが不要な4つの理由
以下の理由からWebライターにWordは必要ありません。
Wordが不要な理由
- そもそもWord形式で納品する案件が少ない
- Wordで執筆するように言われることがほぼない
- 依頼人へ相談すればWord以外でも問題ない
- ほかのソフトやツールで代用できる
では4つの理由を具体的に見ていきますね。
理由1.そもそもWord形式で納品する案件が少ない
Webライターの案件を見ると、基本的に以下の形式で納品するように伝えられます。
- Word
- Googleドキュメントの共有
- WordPress
主に三通りの納品方法がありますが、たいていの案件はGoogleドキュメントの共有かWordPressです。
または「WordもしくはGoogleドキュメントで提出してください」というパターンもあります。
最近では「Wordでしか納品してはいけない」という案件はめったにないので、あえてWordを使う必要はありませんよ。
理由2.Wordで執筆するように言われることがほぼない
Webライターの案件はさまざまなものがありますが、執筆媒体をWordに指定されることはありません。
私は過去に500件以上の案件をこなしてきましたが、クライアントからWordの使用を指定された回数はゼロです。
クライアントから執筆媒体を指定されることもありますが、その場合はGoogleドキュメントかWordPressに限ります。
理由3.依頼人へ相談すればWord以外でも問題ない
万が一、クライアントから「Wordを使って執筆してください」と言われても、以下のように相談すれば話が通りです。
申し訳ございませんが、私はWordソフトを所持していません。
そのため、ほかのツールで執筆したいのですが、いかがでしょうか?
このような文章で相談すると、たいていの依頼人は「わかりました。ではほかのソフトを使ってください」と言ってくれます。
余計な出費を防ぐためにも、Wordを購入する前にクライアントへ一声かけてみましょう。
理由4.ほかのソフトやツールで代用できる
文章作成と言えばWordをイメージする人も多いですが、最近ではWord以外の文章作成ツールが充実しています。
必ずしもWordを使って執筆する必要性がないので、わざわざWordを購入してまで使う必要はありません。
Webライターの執筆で使えるWord以外のツール5選
Webライターのライティングは以下のツールでも行えます。
※左右にスクロール可能
ツール名 | 主な特徴 | 料金 |
Word Online | ・Wordと同じマイクロソフト社が提供 ・Wordともっとも近い性能 |
無料 |
Googleドキュメント | ・Googleが提供する文章作成ツール ・Webライターの仕事で使うことが多い |
無料 |
WordPress | ・記事をネットにアップするためのツール ・Webライターの仕事で使うことが多い ・操作を覚えると単価アップにつながる |
有料 (依頼人のアカウントなら無料) |
ワードパット | ・簡易的なWord | 無料 |
メモ帳 | ・文章を書くことに特化したツール | 無料 |
Webライター初心者ならWord OnlineかGoogleドキュメントを使えばOKです。
ゆくゆくはWordPressを使えるようになると完璧ですね。
では取り上げた5つのツールについて機能性や特徴を紹介していきます。
Word Online:無料で使えるWord
Word Onlineとは、オンライン上で使えるWordです。
Wordともっとも近い性能やデザイン性を持っているので、Wordと近いツールを求める人に向いています。
ただ、さすがに有料のWordと同じ性能を持っているとはいきません。
Wordと比べると機能が制限されるので、普段からWordを使っている人だと違和感を覚えるでしょう。
とはいえWebライターの仕事であれば、Word Onlineの機能だけでも十分です。
\Wordにもっとも近い存在/
Googleドキュメント:一番おすすめのツール
GoogleドキュメントはGoogleが提供する文章作成ツールです。
Googleアカウントを持っている人であれば、だれでも無料で使えます。
Googleドキュメントの場合はWebライターの仕事で使うことが多いです。
たとえば「執筆した文章はGoogleドキュメントの共有機能で納品してください」と言われることがよくあります。
Googleドキュメントの共有とは
特定の人と記事を共有すること。
設定によって「閲覧だけ」「執筆権限も含める」など共有事項を設定できる。
また、Googleドキュメントを利用すると「.docx」形式で記事をダウンロードすることもできます。
「.docx」はWord形式と近いタイプなので、場合によっては「.docx」で提出すればOKです。
ただ、docxとWordでは形式が異なります。
docxをWordで開くと表記がおかしくなることがあるので気を付けてください。
\Webライターの仕事でよく使う/
WordPress:使えると単価アップにつながる
WordPressは文章を執筆したり、完成した記事をネットへ公開したりするブログ投稿管理システムです。
たいていの記事はWordPressからネットへ公開されています。
WordPressを使う最大のメリットは、操作スキルを覚えると単価が上がりやすいところです。
Webライターの案件には執筆だけの仕事もありますが、この場合は最終的に依頼人が記事をネットへ公開しています。
そこで受注側がネット公開まで作業すると、依頼人の作業が減りますよね?
結果的に単価が上がりやすいというわけです。
WordPressは必ずしも覚える必要がありませんが、単価を上げたいならマスターした方が良いですよ!
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ワードパット:簡易的なWord
ワードパットはWindowsに標準装備されている文章作成ソフトです。
Wordと似た性能を持っていて、文章作成以外に装飾や画像挿入もできます。
そのうえ、ネット環境なしでも使えるのもうれしいポイントです。
ただ、Word OnlineやGoogleドキュメントと比べると性能は高くありません。
ネットを使えない場合はワードパットで作業するのもありですが、ネット環境があるならほかのツールを使った方が良いです。
メモ帳:文章作成に特化
メモ帳は基本的にどのパソコンにも標準装備されているソフトです。
文章作成に特化しているので、シンプルな記事作成の際に向いています。
しかし、メモ帳だけだとWebライターの仕事ができません。
たとえば文字装飾や画像挿入をメモ帳で行うのは不可能です。
文章作成の際は使えますが、それ以外だと機能しないのであまりおすすめしません。
WebライターがWordを持つ3つのメリット
ここまでWebライターにWordが不要な理由を紹介してきましたが、Wordがまったく不要というわけでもありません。
WebライターがWordを持っておくと以下のメリットがあります。
Wordを保有するメリット
- 応募できる案件の制限を受けない
- 文字数を一瞬で把握できる
- 優秀な校正機能を使える
では3つのメリットを詳しく紹介していきますね。
メリット1.応募できる案件の制限を受けない
Webライターの案件には、ごくまれにWordが必須の案件もあります。
- クライアントが普段からWordを使っている
- セキュリティの問題でWord形式以外のファイルを開けない
上記の場合はWordが必要です。
世の中にはWordが必須の案件もあるので、Wordを持っておくとそれらの案件も受けられるようになります。
メリット2.文字数を一瞬で把握できる
Wordでは画面の左下に文字数が表示されていて、一瞬で現在の文字数を把握できます。
Webライターの案件は文字数で依頼されることが多いので、文字数を一瞬で確認できると楽です。
ほかにも、リアルタイムで文字数を把握できると、文字数を調整する際にも役立ちます。
メリット3.優秀な校正機能を使える
WebライターがWordを使う最大のメリットは校正機能です。
Wordを使うと以下の項目をチェック・指摘してくれます。
- 誤字脱字
- 入力ミス
- スペルミス
- 表記振れ
- 文法ミス
- ら抜き言葉
- 重ね言葉
- 二重否定
- 助詞の連続使用
- 「が、」の連続使用
- 送り仮名の間違い
- 文語調
あらゆるミスを指摘してくれるので、反映させると記事の質も上がります。
Webライターは1日に何千文字も執筆するので、ささいなミスが増えがちですよね?
そんなちょっとしたミスをWordは見逃しません。
特に文章の書き方がわからない初心者やミスが多い人にはぴったりです。
Wordが持つ便利機能のを搭載したWebライターツール
Wordには文字数カウントと校正機能が搭載されていますが、以下のツールを使えば替えがききます。
おすすめのWebライターツール
- 文字数カウント
- Enno
- 文賢
続いて3つのツールについて性能を解説していきます。
文字数カウント:一瞬で文字数を把握できる
文字数カウントは白いボックスに文字を入れると一瞬で文字数をカウントしてくれるツールです。
たとえば、Googleドキュメントで執筆した記事をコピーして、文字数カウントにペーストすれば文字数を把握できます。
Wordと違って執筆しながら文字数を確認できない点はデメリットです。
しかし、一瞬で文字数が測定されるのでそこまで不便に感じないでしょう。
\一瞬で文字カウントが終わる/
Enno:無料で使える校正ツール
Ennoは無料で使える日本語校正ツールです。
記事をコピーしてボックスにペーストすると、以下の項目で検査してくれます。
- 文章の入力ミス
- 変換ミス
- 誤字脱字
- 文章の誤用
Wordほど有能な校正ツールではありませんが、無料とは思えないほど高性能です。
Ennoだけで校正が完ぺきということはありませんが、利用するのとしないのとでは記事の完成度が異なりますよ。
\完全無料なのに高性能/
ツール3.文賢:有料のハイレベルな校正ツール
文賢はトップクラスの性能を誇る有料の校正ツールです。
- 文章の読みやすさ
- 文章のわかりやすさ
- 不快語のチェック
- 日本語の誤用
- 誤字脱字
- 重複表現
- 冗長表現
- スマホやパソコンなど環境別の見え方
- 表記ゆれ
- 独自のチェックリスト追加機能
- 漢字の開く・閉じるチェック
Wordと同等以上の項目でチェックしてくれます。
高性能な文賢は利用するために初期費用として11,880円、月額2,178円が必要です。
正直、値段が高いですが、文賢を導入すると以下のメリットがあります。
- 正しい文章の書き方を覚えられる
- 記事の質が上がって単価アップにつなげられる
- 記事の確認作業が減る
文賢を使えば単価upと執筆時間の節約につながります。
有効活用すれば月額2,178円程度であれば余裕で回収できますよ。
「正しい文章の書き方や文法の使い方がわからない」
「クライアントからミスをよく指摘される」という方は文賢を導入すれば、サクッと改善しますよ!
\記事のクオリティが格段に上がる/
【この4つだけでOK】Webライターを始めるために必要なもの
WebライティングにWordは必須ではないと言いましたが、Webライターを始めるためには以下のものが必要です。
Webライターに必要なもの
- ネット環境
- パソコン(スマホでも可)
- Googleアカウント
- クラウドソーシングのアカウント
ネット環境とパソコンがあればWebライターは始められます。
あとは仕事を取るために、クラウドソーシングへ登録すればOKです。
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稼ごうと思ったらツールが必要になってきますが、最初は4つのものがあればOKですよ。
まとめ.Wordの導入はWebライターで稼げるようになってからでOK!
WebライターにWordソフトが必要かどうかを紹介してきました。
本記事のまとめ
- 文章作成はGoogleドキュメントやWord Onlineでもできる
- Wordには文字数カウントや校正機能が備わっていて便利な面もある
- ただし文字数カウントや校正機能もツールを使えば替えがきく
- WebライターにWordは必須ではないので、余裕ができてから買えばOK
パソコンを使った執筆と言えばWordという印象が強いですが、Webライターの場合はほかの文章作成ツールでも良いです。
むしろGoogleドキュメントの方がWebライターの仕事では重宝します。
また、Wordには便利な機能が搭載されていますが、基本的に代用が可能です。
そのためWebライターを始めるにあたって、無理にWordを購入する必要はありません。
「お金に余裕が出てきたらWordを購入する」くらいの考えでOKです。
Webライターの「稼げない」を最速で抜け出す方法
未経験者や初心者がWebライターをしていると以下のようなことで悩みがちです。
Webライター初心者の悩み
- Webライティングのやり方がわからない
- 執筆に何時間もかかる
- 時給500円以下で働いている
- 応募しても採用されない
- なかなか稼げるようにならない
- 本当に続けていれば稼げるようになるのか
これらの悩みは経験やスキルがない初心者特有の悩みです。
知識がないまま進めてしまうと壁にぶち当たって、そのまま挫折することがよくあります。
初心者がWebライターとして好スタートを切るためには、稼げるノウハウを身に付けなければいけません。
Webライター初心者は、以下のスクールでノウハウを覚えるのがおすすめです。
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