バイトが精神的に辛いときはバックレしても良い？心を守る5つの対処法！

本記事ではこのような悩みを解決できます。

 

本記事の執筆者

さっこー（＠sakko1878）

 

アルバイトを続けていると精神的に辛くて辞めたくなることもありますよね？

「もう辞めたいけれど、直接店長には言いづらい」とバックレを考える人もいるでしょう。

 

この記事では、バイトが精神的に辛いときにバックレするのはありなのか紹介しています。

バックレ以外の辞める方法も紹介しているので、限界を感じている人は今すぐ行動しましょう。

 

 

【結論】バイトが精神的に辛いときもバックレはNG

バイトが精神的に辛いからといってバックレするのはNGです。

バックレするとさまざまなリスクを負うことになります。

 

場合によってはバックレしたところで何も起こらないことがあります。

しかし「会社から電話がかかってきたらどうしよう」「会社に悪い」というモヤモヤが残り続けるので辛いです。

気持ちよく次の一歩を踏み出すためにも、バックレは避けましょう。

 

 

バイトが精神的に辛いときにバックレをしてはいけない理由7つ

バイトをバックレしてはいけない理由は以下のとおりです。

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

 

理由1.損害賠償の対象になるリスクがある

法律上、バイトとバイト先は労働契約を結んでいます。

契約に違反してバイトを無断欠勤した場合、債務不履行となってバイト先は損害賠償を請求できます。

実際の損失額に応じて損害賠償の金額が決められます。

 

ただし、バイトをバックレしても損害賠償で訴えられる可能性はほぼありません。

バイトを無断欠勤したことで、どれくらいの損失が生まれたのか把握しづらいからです。

そのうえ、アルバイトなので正社員に比べて責任も重くありません。

 

バイトをバックレしても損害賠償で訴えられる可能性は低いですが、絶対に起こらないとも限りません。

訴えられる可能性がわずかでもあると、毎日のように「バイト先から訴えられないかな」とビクビク過ごすことになります。

損害賠償の恐怖を抱えると精神的に辛くなるので危険です。

 

理由2.警察に通報される可能性がある

バイト先の制服や備品を返却しないと警察沙汰になる可能性もあります。

 

アルバイトをしていると以下のアイテムを支給されることも多いです。

 

会社から渡されたアイテムはすべて備品にあたります。

備品を返却しないままバックレすると、持ち逃げしたように見えますよね。

バイト先が盗難届を出すと警察が動き、自宅に警察官が来るかもしれません。

 

警察沙汰になる可能性は低いですが、「警察が来る可能性がある」だけでも怖いですよね。

余計なリスクを抱えないためにも、精神的に辛いからといってバックレするのはNGです。

 

理由3.減給される可能性がある

無断で出勤しなかった日の給料が支払われないのはもちろん、それが原因で発生した迷惑料として減給される可能性もあります。

 

法律上、働いた分の給料は受け取れます。

仮に数日であってもその分の給料は支払われる仕組みです。

 

しかし、就業規則に無断欠勤やバックレに関する罰則が書かれていると従う必要があります。

減給される金額はそこまで高くありませんが、今まで苦労した分の給料が減らされるのは嫌でしょう。

 

理由4.バイト先から電話がかかってくる可能性が高い

バイトをバックレするとほぼ100％起きるのがバイト先からの電話です。

出勤予定のシフトにもかかわらず現れなければ、店長はあなたの安全を確認するためにも、電話で状況を問い合わせます。

 

電話に出続けないとしばらくの間バイト先から電話がかかってくるので大変です。

もしバックレ後にバイト先から電話がかかってきたら出ましょう。

電話に出ないとバックレの意思があるとみなされ、損害賠償や警察への通報などの対応を取られる可能性が高くなります。

 

「バックレ後に電話に出るのは辛い」という人は以下のポイントをおさえましょう。

 

まずは謝罪して、辞めたい場合はそのまま「辞めたいです」と伝えましょう。

 

理由5.バイト先の人間が自宅に来る可能性もある

バックレ後に電話に出ないと、バイト先の人間が自宅に来る可能性もあります。

近場でバイトしていると自宅にまで押しかけてくる可能性は高いでしょう。

 

自宅にバイト先の人が来られても困りますよね。

個人のプライバシーを侵害するだけでなく、家族や同居人に迷惑をかけてしまいます。

そのうえ、適切な対応ができなければ、人間関係にも影響を与えかねません。

 

理由6.バックレした罪悪感が残り続ける

仕事を無断で放棄すれば、最初は精神的な安堵を感じるかもしれません。

しかし、時間が経つにつれて、バックレしたことへの罪悪感が生まれ始めます。

 

バックレ後の罪悪感は深刻な精神的負担になりえます。

「精神的に辛いからバックレしよう」は思いつきがちな打開策ですが、時間がたつにつれて後悔が大きくなりますよ。

 

理由7.辛くなったときにバックレする癖が付く

バックレは解放感があります。

ネットやSNSでも「バイトのバックレは楽しい」という声もあるほどです。

 

バイトのバックレは解放感が強いですが、繰り返すと辛くなったときに逃げ出す行動パターンが身につきます。

 

バックレする癖が付くと社会人として成長できません。

将来的に困らないためにも、精神的に辛いからといってバックレするのだけは避けましょう。

 

【バックレ以外】バイトが精神的に辛いときの対処法5つ

バイトのバックレが精神的に辛いときは以下の対処法が理想的です。

 

中でも退職代行で辞めるのがおすすめです。

退職代行なら怒られることなく、合法的に即日退職できます。

 

では5つの対処法を順番にみていきましょう。

 

対処法1.ストレスの原因を探って対策する

今の職場で働きたい願望があるなら「なぜ精神的に辛いと感じるのか」を探る必要があります。

 

バイトにおける精神的な負担は人によって異なるものです。

 

まずは具体的な原因を把握し、問題を表面化させましょう。

原因がわかれば対処法も見つかります。

 

ただ、精神的に辛いと感じる理由には個人で解決できない問題も多いです。

たとえば、人間関係や時給、仕事内容は個人の努力ではどうにもなりません。

自分で解決できない問題を抱えている場合は退職したほうが良いです。

 

対処法2.余裕がある場合は対面で辞めたいと言う

精神的に辛い場合にバイトを辞めたいと思ったら、退職の意思を対面で伝えましょう。

 

対面だと気持ちが伝わりやすく、話も進めやすいです。

しかし、精神的に辛い状況で店長と対面で話すのは難しいでしょう。

特に、店長が原因で精神的に辛いと感じている場合は、ほぼ不可能です。

 

「辞めたいのに対面で伝える勇気がない」という場合は別の方法で退職を進めましょう。

 

対処法3.電話で辞めたいと伝える

対面でのコミュニケーションが難しい場合、電話を活用して退職を伝えるのがおすすめです。

電話だと相手の顔を見ずに済むため、精神的にも伝えやすいでしょう。

 

電話で伝えるときは以下のポイントをおさえましょう。

 

上記のことを丁寧な言葉遣いで、感情的にならずに伝えることが大切です。

 

ただ、店長の中には「電話で伝えるなんて非常識だ」と怒ってくるケースもあります。

怒りっぽい店長の場合は別の方法を試みましょう。

 

対処法4.メールやLINEで辞めたいと伝える

対面や電話で辞めたいと伝えられない場合、メールやLINEで伝える方法もあります。

メールやLINEなら文章でやり取りできるため、精神的にも楽です。

 

退職をメールやLINEで伝える場合は以下の順番で入力しましょう。

 

丁寧な文章で送ることで印象がよくなります。

 

しかし、一般的に退職をメールやLINEで伝えるのは非常識だと思われやすいです。

メールやLINEを送ったあとに電話が来たり、次の出勤日に怒られたりする可能性があります。

 

対処法5.退職代行サービスを利用する

直接退職の意志を伝えるのが難しい場合は、退職代行サービスを利用しましょう。

退職代行サービスでは業者が雇用主に連絡を取り、あなたに代わって退職意志を伝えてくれます。

トラブルになりづらく、精神的な負担を大きく軽減できるのが魅力です。

 

バイトが精神的に辛いときに退職代行を利用するメリット4つ

バイトを退職代行で利用するメリットは以下のとおりです。

4つのメリットを詳しく見ていきますね。

 

メリット1.ほぼ100％退職できる

退職代行サービスを利用すれば、ほぼ確実に退職できます。

実績のある業者だと退職成功率100％なので、基本的に失敗しません。

 

たとえば「退職代行業者に依頼したのに結局は自分で退職を伝えた」というケースも起こりづらいです。

精神的に辛い人にとっては「退職成功率100％」は魅力的に見えるでしょう。

 

メリット2.働いた分の給料も受け取れる

退職代行サービスなら働いた分の給料も受け取れます。

 

バックレだと給料を受け取れなかったり、減給されたりする可能性があります。

バイトを辞めると収入がなくなるため、働いた分はしっかり受け取りたいですよね。

 

その点、退職代行なら働いた分の給料を振り込むようにバイト先へ伝えてくれます。

自分で伝える必要がないため精神的にも楽です。

 

メリット3.店長と一切顔を合わせずに最短即日で辞められる

退職代行の大きな魅力が誰とも顔を合わせずに辞められるところです。

 

退職の交渉は業者が電話で進めてくれます。

こちらがすべきことは退職届を書いたり、備品を郵送で返却したりするだけです。

具体的な手順は業者が指示してくれるので、従うだけで退職が完了します。

 

さらに、退職代行を利用すれば最短即日でバイトを辞めることも可能です。

電話やメールだと非対面で退職を伝えられますが、即日退職するのは難しいですよね。

結局は店長と顔を合わせる必要があるため、気まずい思いをします。

 

その点、退職代行なら即日退職ができるため、もう店長と顔を合わすこともありません。

「店長の顔を見るだけで体調が崩れる」という精神状態の人にはぴったりです。

 

メリット4.強引な引き止めにあうこともない

退職代行を利用すれば店長から引き止めにあうこともありません。

交渉は業者が進めてくれるため、引き止める余地がないからです。

 

バイトを辞めるときは「なんで辞めるの？」「もう少し続けられないか」と引き止めにあうことがあります。

引き止められても断れば良いだけですが、きっぱり「無理です」というのは難しいですよね。

引き止めに応じてしまうといつまでも辞められません。

 

店長からの引き止めにあいたくない人は退職代行でサクッと辞めましょう。

 

バイトを辞めるときにおすすめの退職代行サービス

※上下左右にスクロール可能

 

代行費用を後払いにしたいなら「辞めるんです」、料金の安さで選ぶなら「SARABA」がおすすめです。

パワハラを訴えたい場合や弁護士を味方に付けたい場合は「弁護士法人みやび」が向いています。

 

バイトのバックレに関するよくある質問5つ

バイトのバックレに関するよくある質問を紹介します。

 

Q1.バイトを辞めるときの理由が「精神的に辛い」でも良いの？

「精神的に辛い」はバイトを辞めるのに十分な理由です。

「バイトを続けるのが精神的に辛いので辞めたいです」と伝えれば納得してくれます。

 

しかし、理由があいまいだと「何が辛いの？」と追及される可能性が高いです。

精神的に辛いことを理由に辞めたい場合は、しっかり何が辛いのかも伝えましょう。

 

Q2.バイトを無断欠勤してうつ病だったときはどうすれば良いの？

すぐに退職して回復を優先しましょう。

うつ病を抱えたまま働くのは危険です。

 

まずは会社にうつ病だったことを伝える必要があります。

うつ病だと対面や電話だと難しいため、メール・LINEで伝えても問題ありません。

理解のある上司ならメールで伝えても怒らないでしょう。

 

また、うつ病だった場合は即日退職を認めてくれることもあります。

さすがにうつ病を抱えたまま働かせる企業はブラックすぎます。

 

Q3.バイトにずっと行っていない場合も辞めると言った方が良いの？

バイトにずっと言っていないときも辞めると伝えるべきです。

 

しっかりと退職手続きを進めないとバックレとみなされる可能性があります。

損害賠償や業務上横領罪のリスクもあるため、ずっとバイトに行ってなくても辞めると伝えましょう。

 

Q4.バイトが自然消滅することはあるの？

バイトが自然消滅することはありません。

厚生労働省の「労働契約の終了に関するルール」を見ると以下の記載があります。

解雇は、使用者がいつでも自由に行えるというものではなく、解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません

引用：厚生労働省

 

バイト先がバイトを一方的に辞めさせることはできません。

つまり、しっかりと退職の手続きを踏まないと辞められないということです。

 

 

Q5.バイトを辞めるときにシフトへ行かないことはできるの？

以下の方法を利用すれば辞めるまでのシフトへ行かずに済みます。

 

自分の代わりを見つけたり、即日退職したりすれば残りのシフトに行く必要はありません。

 

まとめ.バイトが精神的に辛いときはバックレではなく退職代行で逃げよう！

 

バイトが精神的に辛くてもバックレは避けるべきです。

バックレするとバイト先から電話が来る可能性が高く、損害賠償請求のリスクや罪悪感に悩まされることになりかねません。

 

精神的に辛い場合は退職を決意するのもひとつの選択肢です。

辛いと感じる職場で働き続けても現状が改善するとは限りません。

 

辞めるときは対面で伝えるのが理想ですが、精神的に辛い場合は電話やメールで伝えても大丈夫です。

「今すぐに辞めたい」「店長の顔を見るだけで気分が悪くなる」という場合は退職代行に頼りましょう。