・Webライターはアルバイトよりも時給が良いの?
・Webライターの時給を上げる方法を知りたい!
本記事ではこのような悩みを解決できます。
本記事の要点
- Webライターの時給は100円未満から2,000円以上まで幅広い
- 経験のない初心者は時給500円以下のことが多い
- 初心者でもスキルと実績を身に付けていけば時給が増える
- 最速で時給アップしたいならスクールでスキルを学ぶのがおすすめ
本記事の執筆者
さっこー(@sakko1878)
「Webライターをやってみたいけど、その前に時給がいくらなのか知りたい!」とお悩みの方へ。
アルバイトやパートは時給900~1,000円以上なので、この価格帯より高いと最高ですよね。
結論を先に言うと、Webライターの時給は100円未満から2,000円以上と幅広いです。
この記事では、Webライターの時給の仕組みや現役ライターの時給1年分を紹介しています。
時給を上げる5つの秘訣も取り上げているのでぜひ参考にしてください。
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Webライターの時給は本人の技量によって異なる
Webライターは一概に時給いくらとは言えません。
そもそもWebライターの時給は以下の仕組みで決まります。
- 単価(時給)=執筆速度÷文字単価×文字数
上記の計算式に合わせていくつか具体例を出してみました。
執筆速度 | 1文字単価 | 文字数 | 時給 |
2時間 | 0.1円 | 1,000 | 50円 |
3時間 | 1.0円 | 1,500 | 500円 |
1時間 | 0.5円 | 2,000 | 1,000円 |
1時間 | 1.0円 | 2,000 | 2,000円 |
1時間 | 2.0円 | 2,000 | 4,000円 |
このように3つの要素によって大きく時給が変わってきます。
作業に慣れていて高単価案件を獲得できると、時給2,000円以上は余裕です。
しかし、執筆に慣れていない初心者は時給500円以下になる傾向があります。
今までの情報をまとめると以下の結果になります。
- 初心者:時給500円未満
- 中級者:時給500~1,500円未満
- 上級者:時給1,500円以上
経験を重ねるとアルバイトやパート以上に稼げますが、それまでは法外な時給で働くというのがWebライターの特徴ですね。
月収30万円Webライターの時給を5段階に分けて公開
続いてWebライターとして活躍する私の時給を紹介していきます。
完全初心者時代から月収30万円を稼げるようになった現在までの時給を紹介しているのでチェックしてみてください。
【時給100円未満】完全初心者時代
Webライターの存在をつい最近知ったような完全初心者時代の時給は100円未満です。
時給100円と聞くと、もはや日本で起きている出来事のように思いませんよね?
当時の私は月収が5,000円を切っています。
4,156円を稼いだ時の作業時間は「2週間×4時間=56時間」です。
56時間で4,156円なので、時給にすると100円を切っています。
異常なほどに安くて驚くかもしれませんが、案件選定を間違えると私のようになる可能性は高いです。
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【時給750円】初心者~中級者時代
Webライター初心者~中級者時代では、以下の月収を稼いでいました。
Webライター歴4か月になる頃には、月収約5万円を稼いでいます。
月5万円を稼いだ時の作業時間・文字単価・文字数は以下の通りです。
- 4時間÷1文字0.5円×6,000文字
時給にすると750円なので、完全初心者時代に比べると見違えるような成長ですね。
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とはいえ時給750円ならアルバイトやパートの方が稼げるのでイマイチです。
【時給1,500円】中級者時代
Webライターの作業に慣れ、執筆スピードと高単価案件をゲットしたころには月収が約20万円になりました。
月収が20万円もあるとフリーランスとしても独立できる金額です。
月20万円稼いだ時の主な作業内容は以下のものでした。
- 8時間÷1文字1.5円×8,000文字
時給にすると1,500円なので、ようやく魅力的な数字になってきましたね。
ちなみに私が月で約20万円を稼げるようになったのは半年です。
私の場合は完全独学でやっていたのでかなり遅いですが、早い人なら3~6か月程度で達成できますよ!
【時給】中級者~上級者時代
Webライターのコツを完全につかみ、8か月目以降になると安定して月10~20万円を稼げるようになりました。
そんな中、Webライターを始めて12か月目にようやく月収30万円を稼ぎました。
※左右にスクロール可能
クラウドワークス の収入 |
クラウドワークス以外 の収入 |
合計金額 |
207,697円 | 100,153円 | 307,850円 |
月収30万円もあると、場合によっては正社員よりも稼げています。
私は過去に正社員時代を経験しましたが、月収20万円程度しかありませんでした。
Webライターで正社員より稼げるようになったときは感動したものです。
月収30万円を稼いだ時の作業時間や文字単価は以下のようになっています。
- 1時間÷1文字1.0円×2,000文字
文字単価は1文字1円ですが、作業スピードが上がって1時間で2,000文字を書けるようになっています。
作業スピードが上がっているのは慣れの部分も大きいですが、得意分野に絞ったからです。
得意分野だとリサーチの時間が減るので、作業スピードも上がりますよ。
【時給】上級者時代
Webライターで安定して月30万円を稼げるようになった現在では、収入を伸ばしています。
過去には50万円の案件も獲得しました。
#クラウドワークス の収入がかつてないほどの数字になった。
たまたま支払日が重なったとはいえ、月収90万円超えはすさまじい。
クラウドワークス開始時の月収が5,000円未満だったので、我ながら成長したと感じる。#webライターと繋がりたい #webライター pic.twitter.com/HlJVfxARYo— さっこー@クラウドワークスで年収300万円達成 (@sakko1878) July 1, 2022
50万円の案件を獲得したときの内容は以下の通りです。
- 6時間÷1文字1.5円×11,000文字
時給にすると2,750円です。
このようにWebライターは時給100円未満のこともあれば、時給2,000円を超えることもあります。
やる気次第で時給を増やしていけるのがWebライターの面白いところです。
ただ、何もせず時給が伸びるわけではありません。
しっかりと稼ぐコツを把握して努力する必要があります。
Webライターの時給を上げる方法
Webライターの時給を上げる方法は以下の通りです。
時給アップ法
- 執筆に慣れて作業スピードを上げる
- ツールを使って余計な時間を削る
- ライティングスキルを身に付けて文章の型を覚える
- ライティング以外のスキルも覚えて単価を上げる
- 単価の高い案件を選ぶ
では5つの方法を具体的に紹介していきますね。
方法1.執筆に慣れて作業スピードを上げる
時給を上げるためには、短時間でより多くの文字数を書くことが大切です。
1文字1円×2,000文字でも、1時間なら時給2,000円、2時間なら時給1,000円となります。
執筆スピードを上げるためには以下のコツをおさえましょう。
- 執筆を重ねて一連のライティング業務に慣れる
- 自分の得意なジャンルで執筆する
- 継続案件の仕事を引き受ける
- 使いやすいキーボードを購入する
執筆スピードは慣れの部分が大きいので、まずは執筆経験を重ねましょう。
あとは請け負う案件のジャンルを選定したり、使いやすい外付けキーボードを購入したりすると、より早く執筆できますよ!
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方法2.ツールを使って余計な時間を削る
世の中にはライティングツールというものが存在します。
ライティングツールを使うと作業の効率化が可能なので、執筆速度を上げることもできます。
ツールはさまざまなタイプがありますが、中でも日本語校正ツールはおすすめです。
日本語校正ツールとは
正しい日本語の書き方を指摘してくれるツール。
誤字脱字や言葉の誤用、重複表現などをチェックしてくれる。
執筆した文章を日本語校正ツールにかけると、言葉の間違いや誤字脱字などを指摘してくれます。
人的ミスを減らせるのでクオリティの高い記事に仕上がり、書いた文章の確認作業も大幅に節約できるでしょう。
特に「ミスタッチが多い」「日本語力に自信がない」という人にはおすすめですよ!
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方法3.ライティングスキルを身に付けて文章の型を覚える
文章をすらすらと書くためには、ライティングスキルを覚えることが大切です。
正しい文章の書き方を覚えておけば「どうやって書けば良いのかわからない」という時間を削減できます。
ライティングスキルは種類が多いですが、初心者の場合はPREP法を覚えましょう。
PREP法とは
結論から書くライティングスキルの一種。
最初に結論を書くことで理解しやすくなる。
- 要点:WebライティングはPREP法が効果的だ
- 理由:PREP法で書くと読み手が記事の内容を把握しやすい
- 具体例:読者が読みやすいと感じればストレスも感じず読了してくれる
- 要点:そのためPREP法で執筆した方が良い
たいていのネット記事はPREP法で書きます。
PREP法を覚えるだけで効率的な執筆ができるので、文章執筆は結論から書くことを意識してみてください。
方法4.ライティング以外のスキルも覚えて単価を上げる
PREP法に合わせて、以下のスキルを覚えるのもおすすめです。
持っておくべきスキル
- 構成づくり
- タイトル決め
- PREP法を用いた執筆
- わかりやすい文章の書き方
- SEO
- WordPressの操作
あった方が良いスキル
- 画像加工
- コピーライティング
- セールスライティング
上記のスキルを覚えると文字単価が1~2円以上に上がります。
単価が上がれば時給アップにつながるので、少しずつスキルを覚えていきましょう。
方法5.単価の高い案件を選ぶ
Webライターの時給を上げたい場合は文字単価の存在も欠かせません。
文字単価を上げる方法は以下の三通りです。
- 既存の案件に単価交渉する
- 高単価の案件に応募する
- 直接契約して手数料を節約する
直接契約は初心者にとって難易度が高いですが、それ以外の方法はコツさえつかめばだれでもできます。
まずは単価交渉することから始めてみると良いでしょう。
Webライターの時給を上げたい場合におすすめのスクール
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「実績のある講師から直接学びたい」という場合はあなたのライターキャリア講座がおすすめです。
あなたのライターキャリア講座では90分のオンライン講義×全10回で徹底的にスキルを学べます。
質問サポートや添削サポートが充実していて、修了後も1年間を個別でサポートしてもらえます。
かなりサポートが手厚いのに、他社と同じ価格帯で提供しているためコスパ抜群です。
「Webライティングの勉強であまりお金をかけられない」という場合はユーキャンがおすすめです。
ユーキャンなら19,000円という格安で、Webライターの基礎をしっかりと学べます。
一方で受講期間に関係なく、ずっと使える講座がほしい場合はWritingHacksが適しています。
WritingHacksは買い切り型なので、ほかの講座と違って受講期間がありません。
動画の内容も定期的にアップデートされるため、半永久的に使えるのが魅力です。
Webライターの時給にこだわりすぎる3つのリスク
Webライターは時給を上げることが大切ですが、あまりこだわりすぎるのもデメリットがあるのでよくありません。
時給アップにこだわるリスク
- 効率を重視して記事の質が下がる
- 単価を意識しすぎて仕事が取れない
- 仕事を受けすぎてつぶれる
では3つのリスクを順番に見ていきましょう。
リスク1.効率を重視して記事の質が下がる
時給を上げるためには作業スピードを上げる必要がありますが、スピードを意識しすぎると記事の質が下がりやすくなります。
記事の品質を保てないと以下のデメリットがあります。
- 能力の低いライターだと思われる
- 仕事を継続してもらえなくなる
- ライターとしての成長が止まる
記事執筆の際はもちろん効率も大切ですが、「品質が高い」というのが前提条件です。
質を下げてまで執筆するデメリットはないので気を付けてくださいね。
リスク2.単価を意識しすぎて仕事が取れない
Webライターで稼ごうと思ったら、単価が高いに越したことありません。
しかし、高単価案件はライバルたちが大量に集まるので、実績や経験がないと仕事を取りづらいです。
単価だけで選ぶと「働きたいのに働けない」という悲惨な状況に陥るので気を付けましょう。
リスク3.仕事を受けすぎてつぶれる
時給を上げるためには作業量を増やすのもひとつの手段です。
ただ、自分の容量を超えて仕事すると身体がつぶれてしまいます。
Webライターは身体を壊してまでする仕事ではないので、自分の容量を把握して執筆活動しましょう。
まとめ.Webライターの時給は努力次第でどんどん上げられる!
Webライターは時給換算するといくらなのか実体験に基づいて紹介してきました。
本記事のまとめ
- Webライターの時給は100円未満から2,000円以上まで幅広い
- 経験のない初心者は時給500円以下のことが多い
- 初心者でもスキルと実績を身に付けていけば時給が増える
- 最速で時給アップしたいならスクールでスキルを学ぶのがおすすめ
Webライターの時給は作業スピード・文字単価・文字数の3要素で決まるので、一概にいくらとは言えません。
ただ、ライティング経験のない初心者は作業に時間がかかり、文字単価も高くないので時給500円を下回ることが多いです。
時給500円ならアルバイトやパートで働いた方が良いですが、ライティングスキルを覚えると時給はどんどん増やせます。
執筆に慣れて作業スピードも上がれば時給2,000円以上にすることも可能です。
時給アップにはスキルの習得が欠かせないので、まずはスキルの学習から始めましょう。
スキルの習得は「パーソナルWebライティングスクール」がおすすめですよ!
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