・今からWebライターを始めるのって手遅れなの?
・Webライターは今後も需要がある仕事なの?
本記事ではこのような悩みを解決できます。
本記事の要点
- Webライターは飽和しておらず、むしろ不足している
- Webライター業界は需要が高いので今後も仕事はなくらない
- ただしスキルのないライターは今後AIに取って代わられる可能性が高い
- 将来的に生き残るためにはスキルの習得が必須となる
本記事の執筆者
さっこー(@sakko1878)
「Webライターは飽和していて将来性がないって聞いたけど本当なの?」とお悩みの方へ。
たしかにWebライターはここ最近で急激に増えてきています。
しかし実際のところ、Webライターは今後なくなることがない仕事です。
この記事では、Webライターが飽和状態にない現実や今後仕事がなくならない理由を紹介しています。
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Webライターが飽和していると言われる4つの理由
Webライターは飽和しているとよく言われますが、主な理由は以下の通りです。
Webライターが飽和していると言われる理由
- 副業ブームによって参入者が増えた
- 他の仕事より簡単に始められる
- 動画コンテンツ業界が急成長している
- ライターの増加によって報酬も安くなっている
最近では副業解禁やコロナ禍が相まって、副業する人が増えました。
そのうえWebライターは、パソコンさえ使えれば始められるほどハードルが低い仕事です。
Webライターに挑戦できる環境が整いやすく、始めやすいので近年Webライターは飽和状態にあると噂されるようになりました。
【2022年現在】Webライターが飽和状態にないことを証明
Webライターが飽和状態にないことを、クラウドソーシングの最大手「クラウドワークス」のデータで証明していきます。
まずは2022年4月現在におけるクラウドワークスの案件数や登録者を順番に見ていきます。
最後に案件と登録者の割合がどうなっているのかチェックしてみますね。
クラウドワークスのライティング案件は2,000件以上
2022年4月27日のライティング・記事作成案件を調べると2,762件ヒットしました。
大型連休前なので普段より多めに募集されていますが、それでもクラウドワークスは常時2,000件を超えています。
ライティング案件が2,000件もあると、とても飽和しているように見えませんよね。
しかし、クラウドワークスはライターの登録者が爆発的に多いです。
クラウドワークスのライターは10万名以上いる
2022年4月現在でクラウドワークスに登録しているライターは10万名を超えています。
10万人に対して案件が2,000件しかないと、確実に飽和状態にあると言えますよね。
ただ10万名の中には、もうライター活動していない人もたくさん含まれています。
もしくはクラウドワークス以外の場所で活動するライターもいるでしょう。
そのため登録者数はまったく参考になりません。
クラウドワークスへ7日以内にログインしたライターは1万人以上いる
クラウドワークスへ7日以内にログインしたライターは1万人以上いました。
今回はログイン実績のある人に絞って検索したので、登録者数よりは参考になります。
1万人に対して案件数が2,000件だと、5人に1人は仕事を取れないので飽和状態にあると言えるでしょう。
ただ、ログイン実績の場合もそこまで参考になりません。
中にはログインしているだけで、実際はほとんど活動していない人もいます。
そこでクラウドワークスで本格的に活動しているライターを調べてみました。
クラウドワークスで真剣に活動しているライターは500名以上
クラウドワークスでプロクラウドワーカーとして活動しているライターは545名いました。
プロクラウドワーカーとは
全クラウドワーカーの中から一定の基準を満たした人に与えられる称号。
本気で活動しないと取得できない。
プロクラウドワーカー認定されているライターは、クラウドワークスを使って本気で活動している証拠です。
プロクラウドワーカーを持つライターはアクティブユーザーなので、明確な比較対象となります。
ただ、プロクラウドワーカーを取得していないだけで、真剣にクラウドワークスを利用している人も多いです。
その点を考慮すると、少なくとも500人から10,000人くらいが本気でライター活動していると思われます。
【結論】Webライターは飽和しておらず、不足している
クラウドワークスの案件が2,762件、アクティブユーザーが少なくとも500人いることから、Webライターは飽和していないことがわかります。
アクティブユーザーが仮に10,000人いたとしても4人に1人が仕事を取れる状態です。
25%の人しか仕事を取れないと考えると飽和しているように見えますよね?
しかし、Webライターの案件は基本的に複数人採用します。
1件当たりで少なくとも平均5人は募集するので、採用枠で見ると13,000以上もあります。
本気で活動するライターが10,000人いるとして、13,000の採用枠があるので飽和していません。
それどころか不足している状態にあります。
今回はクラウドワークスのデータを用いましたが、どのクラウドソーシングを見てもほとんど変わりません。
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Webライターが今後なくなることはないと言える理由
Webライターは不足していますが、以下の理由から今後もWebライターの仕事がなくなることはないでしょう。
Webライターに将来性がある理由
- 業界が右肩上がりにある
- ネット記事以外の需要が増えている
- AIでは書けない文章も多い
では3つの理由を具体的に解説していきますね。
理由1.業界が右肩上がりにある
Webライターが執筆する記事は一種のインターネット広告に該当しますが、ネット広告業界は右肩上がりです。
引用:dentsu
インターネット広告費の市場規模を見ると右肩上がりです。
これから急にネット業界が衰える可能性もほとんどありません。
Webライター業界も需要が拡大する可能性が高いので、今後仕事がなくなることはないでしょう。
理由2.ネット記事以外の需要が増えている
Webライターはネット記事を執筆するのが主な仕事ですが、それ以外にも以下の仕事があります。
- 取材やインタビュー
- 体験談
- 商品レビュー
- アフィリエイト・セールス
- シナリオ
- ニュース記事
Webライターが書く記事の種類はどんどん増えてきています。
最近ではYouTubeのシナリオ原稿を書く仕事が増えました。
Webライターの仕事は応用が利くのが特徴です。
YouTubeのように新しいジャンルが出てきても、その仕事関連でWebライターに案件が回ってくることは十分に考えられます。
理由3.AIでは書けない文章も多い
最近ではAIの精度が向上し、AIが文章を作成できる時代に突入しました。
AIが文章を作ってくれれば、依頼者は完成した記事をチェックするだけで済みます。
わざわざWebライターに外注する必要もありません。
もしAIの精度が完全なものになると、Webライターの仕事は終わります。
ただ、Webライターの記事をAIがすべて書くことは不可能です。
たとえば、読者の心を動かすような文章やレビュー記事は、Webライターにしか書けません。
AIがすべての記事を書くことは不可能なので、今後もWebライターの需要はなくなりませんよ。
スキルのないWebライターは今後仕事を取れなくなる
Webライターは今後も需要がある業界ですが、スキルがない人は以下の理由から将来性がありません。
スキルのないWebライターがオワコンな理由
- スキルの高い人に仕事を取られる
- レベルの低いWebライターは飽和している
- 今後AIに仕事を取られる
スキルを持っていないWebライターは高確率で仕事がなくなるので注意が必要です。
ではスキルを持っていないと、どのような運命をたどるのか3つの理由別に見ていきましょう。
理由1.スキルの高い人に仕事を取られる
Webライターは実力主義の世界です。
実力のある人が高単価案件を勝ち取り、スキルや実績がない人は低単価案件に甘んじることになります。
Webライターは案件があふれていますが、高単価案件になるとそこまで数が多くありません。
ただでさえ数が限られていて、そのうえ応募者が殺到します。
たくさんの応募者がいる中で、スキルのない人が採用される可能性は極めて低いです。
スキルがない人は安い案件しか取れず、稼げないWebライターに陥ってしまいます。
理由2.レベルの低いWebライターは飽和している
ライターは飽和していないと解説しましたが、レベルの低いWebライターはあふれかえっています。
最近ではWebライターを始める人も多いですが、未経験者や初心者が圧倒的に多いです。
気軽にWebライターを始める人が増えたので、現在のWebライター業界は以下のようなピラミッド階層になっています。
初級者や未経験者があふれていて、中級者や上級者が少ないのが現在のWebライター界です。
中級者以上になるとライバルが減ってくるので、仕事に苦労することはありません。
今後、安定したWebライター生活を送れる可能性は高いです。
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一方で初級者の場合は飽和状態にあって、とにかくライバルが多すぎます。
たいていの人が埋もれてしまうので、Webライターとして成功することは難しいです。
スキルを身に付けないと一生中級者以上のライターになれないので、いつの日か限界が訪れるでしょう。
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理由3.今後AIに仕事を取られる
AIがWebライターの記事を書くのは不可能と言いましたが、単純なまとめ系の記事はAIでも書けます。
まとめ記事とは
情報を整理しなおした記事のこと。
スキルが求められないので初心者でも書ける。
Webライターとしての能力が求められない記事は、今後AIに取って代わられる可能性が高いです。
初心者向けの仕事はほとんどなくなり、以下のような中級者以降が生き残る世界になります。
将来的にAIの仕事量が増えるので、初心者はほぼ仕事を取れない状態になります。
幸いなことに現状では、そこまで高度なAIは完成していません。
今後Webライター業界で生き残るためにも、今のうちに中級者以上のランクに到達することが大切です。
中級者レベルのWebライターになれば、AIが進歩しても搾取されることはありません。
今後Webライター業界で生き抜くためにすべき5つのこと
Webライター業界で生き残るためにも、最低限以下のことをすべきです。
Webライターで生き残るためにすべきこと
- 専門性を身に付ける
- 積極的に営業する
- 実績をためる
- ブログ運営も併行する
- スキルを身に付ける
上記の5つを実行すれば最速で脱初心者でき、稼げるライターへ成長できます。
では具体的に何をすべきなのか5つのポイントに分けて解説していきますね。
ポイント1.専門性を身に付ける
Webライターで稼ぐにあたって専門性は非常に重要なポイントです。
特定のジャンルに特化して執筆すると以下のメリットがあります。
- リサーチの時間が減る
- ライバルと差別化できる
- 文字単価が上がりやすい
- 効率的に稼げる
- 「この人ならこのジャンル」という肩書きが手に入る
特定のジャンルに詳しくなると、記事の執筆時間が減り、文字単価も上がりやすいので効率的に稼げます。
ライバルとの差別化も図れるので、仕事探しに苦労することも減ります。
専門性を身に付けるジャンルは自分が興味のある分野で良いです。
特別好きなジャンルがなくても、これからでも間に合うので何か得意ジャンルを探してみましょう。
ポイント2.積極的に営業する
Webライターは執筆するのが仕事ですが、稼ごうと思ったら営業力も求められます。
いくらスキルを持っていても披露する場がないと意味がありません。
営業で仕事を獲得し、培ったスキルを発揮する必要があります。
さらに、ライターが営業力を身に付けると以下のメリットもあります。
- 仕事相手や企業とつながりができる
- 直接契約してもらえる
- 高単価で契約できる
営業力があれば仕事で困らないので、ぜひ習得しておきたい能力のひとつです。
ちなみにWebライターの営業は以下のように行います。
- クラウドソーシングやSNSの案件に応募する
- Twitterや企業サイトなどにポートフォリオを送る
- ブログを開設して集客する
営業と聞くと複雑に聞こえますが、すべきことは声をかけまくるだけです。
初心者はクラウドソーシングから始め、実績がたまってきたらSNSや企業サイトに営業をかけてみましょう。
ポイント3.実績をためる
Webライターとして稼ぐなら実績をためることも大切です。
実績な豊富なライターには以下のメリットがあります。
- 実績の豊富さでライバルと大きく差を付けられる
- 相手からスカウトしてもらえる
実績が豊富だと案件の通過率が上がります。
私はクラウドワークスで500件近くの実績を持っていますが、最近の書類審査通過率は9割以上です。
当初は10~20件に1回受かるくらいのペースでしたが、今となっては仕事探しに苦労していません。
実績が豊富だと、それだけで採用率が上がります。
「実績の多さ=ライターとしての優秀さ」となるので、初心者は実績をためることから始めましょう。
ポイント4.ブログ運営も併行する
Webライターと合わせてブログ運営を始めるのもおすすめです。
ブログ運営すると以下のメリットがあります。
- 文章力が身に付く
- ブログ経由でスカウトが来ることもある
- 記事の構成力や企画力がアップする
- WordPressの操作スキルが身に付く
- ブログが安定すると不労所得になって収入源が増える
- 成功すればWebライター以上の収益が発生する
ブログ運営するとWebライターに必要なスキルが伸びます。
そのうえ、ブログで稼げるようになるとWebライターとは別の収入源を得ることも可能です。
仮に今後Webライターが衰退しても、ブログ収入があれば生活が危うくなりません。
「将来に備えて収入源を増やしたい」
「Webライター以上の稼ぎや不労所得がほしい」という人は、ブログ運営に挑戦してみましょう。
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ポイント5.スキルを身に付ける
Webライターとして稼ぐなら、やはりスキルは身に付けなければいけません。
スキルがないと永遠に初心者ライターから抜け出せず、将来的にAIから仕事を取られます。
今後安定して稼ぐためにも、最低限以下のスキルは覚えておきましょう。
持っておくべきスキル
- 構成づくり
- タイトル決め
- PREP法を用いた執筆
- わかりやすい文章の書き方
- SEO
- WordPressの操作
あった方が良いスキル
- 画像加工
- コピーライティング
- セールスライティング
上記のスキルを身に付ければ、中級者以上のWebライターになれます。
あとは専門性があれば上級者とも戦えるので、まずはスキルの習得から始めましょう。
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「実績のある講師から直接学びたい」という場合はあなたのライターキャリア講座がおすすめです。
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WritingHacksは買い切り型なので、ほかの講座と違って受講期間がありません。
動画の内容も定期的にアップデートされるため、半永久的に使えるのが魅力です。
まとめ.スキルを覚えて低レベルライターの飽和状態から抜け出そう
Webライターが飽和状態にない現状や今後も仕事が安定している理由について紹介してきました。
本記事のまとめ
- Webライターは飽和しておらず、むしろ不足している
- Webライター業界は需要が高いので今後も仕事はなくらない
- ただしスキルのないライターは今後AIに取って代わられる可能性が高い
- 将来的に生き残るためにはスキルの習得が必須となる
Webライターは飽和していると言われることもありますが、2022年現在ではむしろライターが不足しています。
今後もWebライターの需要は高いので、仕事がなくなることはないでしょう。
ただ、Webライターが不足しているのはスキルや実績がある中級者以上のライターに限った話です。
スキルのない初心者ライターは飽和状態にあり、そのうえスキルがなくてもできる仕事は今後AIに取って代わられるでしょう。
今後のWebライター業界を生き抜くためには、ライティングスキルを覚える必要があります。
スキルさえ覚えておけば、これからのWebライター業界で活躍できますよ!
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