美容師を辞めたいのは甘え？辞めてよかったの声も多数あり！

本記事ではこのような悩みを解決できます。

 

本記事の執筆者

さっこー（＠sakko1878）

 

美容師のキャリアについて深刻な葛藤を抱える人は少なくありません。

「辞めたい」と感じる瞬間、それは果たして甘えなのでしょうか？

 

この記事では、美容師を辞めたいと思うのが甘えなのかどうか紹介しています。

美容師を辞めたい原因や対処法も紹介しているので、今後のキャリアに悩んでいる人には参考になりますよ。

 

 

【結論】美容師を辞めたいことは甘えではない！

美容師を辞めたいことは決して甘えではありません。

 

正直、美容師はブラックな要素が強い傾向にあります。

 

「拘束時間が長くて給料も低い」となれば辞めたいと感じるのは当然です。

むしろ、辞めたいと思わないほうが不思議です。

 

環境が悪すぎる職場も存在するため、「美容師を辞めたいなんて甘えだ」と言われる筋合いはありません。

 

美容師を辞めてよかった人たちの声5選

美容師を辞めてよかったという人は珍しくありません。

元美容師です。美容師は一生研修でそれどころでは無いです。意欲がないと世界から隔離される業種。
辞めて本当によかった
楽しかったけど。

— ちの。 (@j_chinoue) May 3, 2022

そして本気で美容師辞めてよかった
今の仕事が楽しすぎる
変に執着しなくてよかったってこと
新しい世界が見えたってこと

辞めた事に対してもったいないって言う人も結構いたけど
えーいいじゃん！！ってプラスに変換してくれる友達がいてそう言う人素敵だなとまた新たな発見✨

— REIA⭐︎5姉妹ママ (@tre1q) May 14, 2021

なんであんな人たちのところで働いてたんだろうってくらい辞めてよかったって思う。
それも経験だったんだなって思うけど。
美容師人生幕下ろしましたけど人生楽しい！！！！！！！！！！！笑笑

— こずえ (@8xUw) September 26, 2018

美容師やってたとき度々キーンって鳴ることあったんだけど今はないのね、やっぱり美容師という職は私にとってストレスだったんだなぁ！！辞めてよかった！！ https://t.co/T0nVSn8t48

— 綾、ラテになる(아야) (@ramnyanpan_oO) July 17, 2023

６連勤おーわり（＾Ｏ＾） そーいえば、６連勤だったんだ！って感じ ！ やばい、８時間労働がこんなに楽だなんて。 美容師辞めてよかった。←

— まよ (@mayo19910807) April 8, 2013

 

上記は一部の口コミですが、多くの人が美容師を辞めてよかったと感じています。

辞めて後悔した人は少ないため、いかに美容師がブラックな環境にあるのかわかるでしょう。

美容師がつらい仕事だと感じる人が多いため「辞めたい＝甘え」という考えこそ間違いです。

 

【甘えとは言えない】美容師を辞めたいと感じる原因7選

美容師を辞めたいと感じる原因は以下のとおりです。

それぞれの原因を深掘りしていきますね。

 

原因1.給与が低くて割に合わない

悲報
もとの給料が安いのに

さらにそこから一万減るかもしれない

美容師とかなるもんじゃない

— ‍⬛ 今までありがとうございました (@yaminekojapan) May 22, 2023

美容師の給与は低い傾向にあり、厳しい労働環境の中での報酬に不満を持つ人は少なくありません。

実際に美容師の年収は低い水準にあります。

 

美容師の平均年収を見ると、全産業の平均年収から大きく下回っていることがわかります。

努力や時間をかけた施術が給与に見合わなければ、辞めたいと感じるのは当然です。

 

原因2.拘束時間が長くてプライベートが犠牲になる

ねぇ 美容師の仕事って勉強会という名の拘束時間に残業代はない。お昼休み1時間のはずが、15分以上休憩室にいるの禁止とか「私もそうだったからアナタも」的な上司の圧も。だから辞めて転職する人多いけど、他業種を経験「どこも同じ｣と戻ってくる。これって、たぶん“日本がブラック企業“ってことよナ

— 残業キライ子ちゃん̤̫ (@monamick30) May 15, 2022

美容師の勤務時間は非常に長い傾向があります。

 

美容師の仕事は営業時間外に準備や片付けをおこなうケースが多いです。

また、土日祝日も営業するため、一般的な週末のオフが取りにくい傾向があります。

 

ずっと仕事ばかりなので「プライベートが犠牲になっていて人生が楽しくない」と思いがちです。

 

原因3.人間関係がストレスに感じる

隣の席の集まり、どうも美容師の人たちらしくなんか職場の人間関係とか辞める人とかについて話してるぽくて、かなり雰囲気がやばいんやけど

— くろぉね (@clone_mabi) September 4, 2019

お客様との関係だけでなく、職場の人間関係もストレスの原因になることがあります。

 

職場の先輩が厳しかったり、雰囲気が悪かったりすると疲れますよね。

お客様とのコミュニケーションだけでも大変なのに、職場の人間関係にも気を遣わなければいけないのは我慢できません。

 

人間関係の悪さは仕事へのモチベーションを下げる要因となり、美容師を辞めたいと感じる大きな理由になりえます。

 

原因4.スタイリストによる指導が少ない

お客様に入ってるときはそれぞれの世界で楽しいけど、お店のことわからないこと山盛り、指導なしだから非常に困っておりましてイラつかせる要因
美容師歪んでる人多いんですよねぇ

— あおぽん煌めく女性に変身させる魔法使い (@ao_naturallife) August 13, 2021

美容業界において実戦での技術習得は不可欠ですが、職場によっては先輩が指導してくれません。

 

スタイリストからの指導がなければ、技術力が向上しません。

さらに、接客スキルや業務の進め方なども、指導がなければ身に付きにくいものです。

 

先輩の指導不足によって、スキルアップの機会が奪われ、モチベーション低下に直結します。

 

原因5.スタイリストになるまでの道のりが長い

【美容師は下積み長すぎ】

下積みが長すぎる。
平均で3年、長くて10年
下積みしてる人がいる。

アシスタントの時期は
営業後2時間ぐらいしか
練習する時間が無い。

しかも週に2回とかで
1日仕事してるから集中力も
ほとんど無い状態で。

ぶっちゃけ効率悪すぎる

— 南澤 晃(沖縄メンズ専門美容室SILLY) (@heekaroo130) June 4, 2020

スタイリストになるためには、以下の手順を踏むのが一般的です。

 

特にアシスタント期間が長く、担当できる業務は限られているため、自分の技術やセンスを活かしづらいです。

正規のスタイリストになってからも安定した収入を得られるまでには、さらに時間がかかるケースもあります。

 

美容師として安定した生活を送れるようになるまでの期間が長いため、夢をかなえる途中で辞めたいと感じやすいです。

 

原因6.美容師の職業病がつらい

美容師職業病というのか、腰が痛くて死にそうである。普通に仰向けで寝るのもきつい。海老反り体勢でもがき苦しんでます。水泳とかすればいいんだっけか？詳しい人ヘルプミー。

— joe (@j0efrusciante) November 25, 2012

美容師には複数の職業病があります。

 

中でも腰痛に悩む人は多いです。

美容師の仕事は長時間立ちっぱなしで作業したり、重いドライヤーやシャンプー台の操作を繰り返したりします。

腰に負担がかかる作業や体制を長時間続けることで、深刻な腰痛になりがちです。

 

職業病に加えて激務が合わさると深刻な体調不良に陥るリスクもあります。

 

原因7.スタイリストは失敗が許されないのでプレッシャーが大きい

美容師になって仕事が楽しいって思っ事ないなー

絶対に失敗できないプレッシャー

多分どんなに上手くなっても、売り上げ上がっても、お客さん増えても楽しいって思えないな、、、

僕だけかな？

仕事楽しめてる人が凄いなー

— 森 亜伊希＠U-REALM横浜、川崎代表 (@aiki_518) June 27, 2020

晴れてスタイリストになれても、プレッシャーの大きさから辞めたいと感じるケースもあります。

美容師はお客さんからの期待が高く、小さなミスが許されません。

 

極限のプレッシャー下で作業することが日常となっています。

プレッシャーに弱い人にとっては、精神的な疲れを感じやすいです。

 

美容師を辞めたいときの対処法5つ

美容師を辞めたいときは以下の対処法を試しましょう。

5つの対処法を詳しく紹介します。

 

対処法1.給与アップを交渉する

給与の低さが辞めたい原因の場合、給与アップを交渉する方法があります。

給与さえ上がれば辞めたいと感じる機会も減るでしょう。

 

しかし、ただ単に「給与を上げてください」というだけでは成功しません。

給与アップを交渉する場合は以下のポイントをおさえましょう。

 

自分の業績や市場価値を事前に把握し、理由をもって交渉に臨むことが重要となります。

前もって成果や貢献度をリストアップしておくと、自信を持って交渉を進めやすくなります。

 

対処法2.信頼できる人に仕事のことを相談する

仕事に対する悩みは、ひとりで抱え込むと解決が難しくなることがあります。

辞めたいと悩んでいるときは信頼できる同僚や先輩、または家族や友人など、心を開ける人に相談しましょう。

 

誰かに相談すれば具体的なアドバイスをもらえます。

そのうえ、話を聞いてもらうだけでもストレス解消につながります。

相談すれば現状が変わることが多いため、積極的に外部の意見を求めましょう。

 

対処法3.今までの仕事を振り返って美容師の魅力を探す

美容師のキャリアに疑問を感じた場合、今までの仕事経験や成果を振り返り、美容師の魅力を再発見することが有効です。

 

また、自分が美容師になったきっかけや当初抱いていた夢を振り返ることも、情熱を取り戻す手がかりになります。

今までの経験を振り返って美容師を続けるべきか、あるいは新しい道を探るべきか判断しましょう。

 

対処法4.今の職場を去って別の美容院へ転職する

仕事を辞めたいと感じたときは、環境を変えることで解決する場合もあります。

 

別の美容院への転職は新たな技術や刺激、人間関係を得るチャンスです。

転職で成功すれば、人間関係や給与の低さなどが改善する可能性があります。

必ずしも転職が成功するわけではありませんが、今の職場で我慢し続けるよりも賢い選択です。

 

対処法5.美容師そのものを辞めて別の仕事を始める

美容師の仕事がつらい場合は、まったく別の仕事を始めるのもありです。

美容師さえ辞めれば、給与の低さや職業病、失敗できないプレッシャーから解放されます。

 

まったく違う分野へ転職することは勇気がいる決断ですが、美容師として養った感性や対人スキルは他業種でも通用する資質です。

まずは自分が他に興味を持てる分野や夢中になれる仕事を探すことから始めましょう。

 

一歩を踏み出すと、今までとは違った人生の道が開けることもありえます。

大切なのは、自分の本心に従い、新しい未来を切り開くための勇気を持つことですよ。

 

美容師を辞める予定の人が気を付けるべきこと3つ

美容師を辞めることを決意した人は、退職前に以下の注意点を確認しておきましょう。

3つの注意点を詳しく見ていきますね。

 

注意点1.退職後も美容師を続ける場合は退職時期に気を付ける

美容師のアシスタント段階で辞める場合、退職を踏み止まったほうが良いケースもあります。

 

アシスタントで辞めると、次の職場でまたイチから経験を積まなければいけない可能性が高いです。

ただでさえ長いアシスタントが余計に長くなるのは我慢できないでしょう。

 

今後も美容師を続けるのであれば、アシスタント期間を経たほうが良いです。

 

注意点2.退職後のことを考えて貯金しておく

美容師を辞める場合、退職後すぐに新しい仕事が決まるとは限りません。

また、転職や独立開業には資金が必要になることもあります。

 

貯金の目標額は、退職後何か月働かずに新しい仕事が決まるかによって異なります。

一般的に3か月～6か月の生活費を貯めておくと安心です。

 

「貯金がないけど限界だから今すぐ辞めたい」という場合は失業保険や傷病手当金を申請しましょう。

失業保険や傷病手当金を申請すれば、最大28か月にわたって総額数十万円から数百万円を受給できる可能性があります。

 

注意点3.美容師をバックレで辞めるのは避ける

美容師としての仕事を急に放棄する「バックレ」は、将来に渡って評価を下げる大きなリスクを伴います。

 

特にほかの美容院へ転職するときは注意が必要です。

バックレすると同一業界内でうわさが広がり、転職で不利になる可能性があります。

 

美容師を辞めたあとに転職で不利にならないためにも、正規の手続きで辞めることが大切です。

 

美容師を辞めたいのに辞めにくい人は退職代行がおすすめ

「美容師を辞めたいのに言えない」

「上司が高圧的で自分から退職を言い出せない」という場合は、退職代行を利用しましょう。

 

退職代行を利用すると業者が代わりに交渉してくれます。

自分で退職について交渉する必要がなく、上司と一切会話せずに辞めることも可能です。

 

さらに、サービスによっては最短即日で辞めさせてくれます。

今から連絡すれば、明日から美容師として働く必要はありません。

「もう限界で耐えられない」という人は今すぐ退職代行サービスに連絡しましょう。

 

美容師を辞めたいときにおすすめの退職代行サービス

※上下左右にスクロール可能

 

代行費用を後払いにしたいなら「辞めるんです」、料金の安さで選ぶなら「SARABA」がおすすめです。

パワハラを訴えたい場合や弁護士を味方に付けたい場合は「弁護士法人みやび」が向いています。

 

なお「社会保険給付金アシスト」だと無料で退職代行を受けることもできます。

 

社会保険給付金アシストは傷病手当金と失業保険の申請と手続きをサポートしてくれるサービスです。

傷病手当金と失業保険を受給すると、最大28か月間で総額数十万円から数百万円を受け取れます。

 

社会保険給付金アシストは退職代行業者ではありませんが、利用者は無料で退職代行サービスを受けられます。

「退職代行をお得に依頼したい」「退職後の金銭面が不安」という人は社会保険給付金アシストに無料相談しましょう。

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美容師を辞めたい人のよくある質問5つ

美容師を辞めたい人のよくある質問を紹介します。

 

Q1.美容師を辞める人は多いの？

美容師の離職率は高い傾向にあります。

 

厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概況」によると、美容師を含む「生活関連サービス業・娯楽業」の離職率は22.3％です。

全体の平均離職率は11.1％なので、約2倍も高くなっています。

 

データからも美容師を辞めている人が多いことがわかるため、決して「美容師を辞めたいのは甘え」ということはありません。

 

Q2.美容師を1週間や1か月などの短期で辞めるのはどうなの？

短期で美容師を辞めるのもひとつの選択肢です。

職場の異常さがわかったらすぐにでも退職したほうが良いでしょう。

 

ただし、早期で退職を繰り返すと転職に響きます。

転職で困らないためにも、次の職場探しは慎重になりましょう。

 

Q3.美容師を辞めたいときは誰に伝えれば良いの？

美容師を辞めたいときは店長に伝えるのが一般的です。

店長に伝えると退職の手続きを進めてくれます。

 

ただ、場合によっては引き止めにあったり怒られたりします。

強い引き止めにあうと応じてしまいがちですが、しっかり断ることが大切です。

 

Q4.美容師を辞めた人におすすめの仕事は何？

以下の仕事だと美容師で培った経験を活かせることが多いです。

 

上記以外の仕事でも、コミュニケーション能力を活かせば、接客業や営業職、事務職などが務まります。

まずは自己分析して自分の強みを確認し、次こそは働きたいと思える企業を探しましょう。

 

Q5.美容師を退職代行で辞めるのはどうなの？

美容師を退職代行で辞めるのはありです。

SNS上でとある方がアンケートを取っていて、以下の結果が出ています。

ついに美容室業界でも「退職代行」が。。😨

ついに美容室業界でも「退職代行」ビジネスが襲来。MINXで初の利用者が…https://t.co/bBFrRrFaxO

皆さんは「退職代行サービス」使うのオーケーだと思いますか？

— KAMIU 美容師のためのメディア (@kamiu_jp) May 17, 2019

 

約半数もの人が「退職代行で美容師の仕事を辞めても良い」といっています。

最近では退職代行の知名度も上がっているため、反対派の意見も減っています。

「体が限界でもう働きたくない」「上司が退職の手続きを進めてくれない」という場合は、退職代行に相談しましょう。

 

まとめ.美容師を辞めたいのは甘えではない！退職を決断するのもあり

 

美容師は給与が低かったり、私生活を犠牲にしなければならないケースがあります。

また、人間関係のストレスや職業病など、課題は山積みです。

美容師の厳しすぎる環境を体感すれば、辞めたいと感じるのは自然な反応といえます。

 

本当に美容師の仕事がつらい場合は、体のことを優先して退職すべきです。

今までの経験を活かせば、他店舗やまったく別の業界で活躍できる可能性があります。

 

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