
・そもそも退職代行でボーナスは回収できるの?
・退職代行を使って賞与をもらっても問題にならないの?
この記事ではこんな悩みが解決できます。
本記事の内容
- ボーナスの受給前に退職代行を使うと基本的に賞与はもらえない
- 退職代行でボーナスをもらうためにチェックすべき5つのこと
- 退職代行利用後にボーナスを返還するように言われるケースもある
- ボーナスを安全に受給するなら弁護士法人みやびの退職代行がおすすめ
この記事の信頼性
さっこー(@sakko1878)
私は2019年12月末に退職代行を利用しましたが、ボーナスをもらっていません。数十万円がパーになったのは今でも後悔しています。私のような経験をしないためにもぜひ参考にしてください。
「ちょうど年末の時期だから退職代行を使うついでボーナスや賞与を受給したい」と考えている方へ。
結論を言うと、退職代行を使ってもボーナスをもらえないことがあります。
では、どうすれば退職代行を使ったうえでボーナスをもらえるのか気になりますよね?
そこでこの記事では、退職代行を使ったうえでボーナス・賞与もゲットする方法を紹介しています。
ボーナスの時期が近付いている場合は、最後まで読んでいただくと損せずに退職代行を使う手順がわかりますよ!

目次
ボーナス受給前に退職代行を使うと基本的に賞与はもらえない
ボーナスの受給前に退職代行を使うと、高確率でボーナスを支給されません。
私は3年勤めていた会社を12月20日頃に退職しました。
ボーナスについては毎年もらっていて、夏と冬に受給しています。
退職代行利用後もいつも通りにボーナスをもらえるかと思いきや支給されませんでした。
その事実に直面した当時は「この会社クソだな!」と恨みましたが、辞めるタイミングも悪かったと後悔しています。
そもそも知っておいてほしいのが、会社は必ずしもボーナスを支払う必要がありません。
ボーナスはあくまでご褒美のようなものなので、ボーナスを与えるかどうかは会社次第です。
給料や残業代などについては法律により支払う義務がありますが、ボーナスは別なので気を付けましょう。
残念ながら退職代行を使えば絶対にボーナスをもらえるわけではありませんが、以下で紹介する5つのポイントをおさえるとボーナスを受給できますよ!
退職代行でボーナスをもらうためのチェック項目
退職代行でボーナスをもらうためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
ボーナスをもらうためのチェック項目
- ボーナスを支給されてから退職代行を使う
- 賞与の規定を就業規則で確認する
- 会社には退職のことを伝えない
- ボーナスの支給日をチェックする
- 退職代行を予約しておく
この5つを押さえておくことで、確実にボーナスをもらえますよ!
では、それぞれのポイントを順番に解説していきますね。
チェック項目1.ボーナスを支給されてから退職代行を使う
ボーナスを確実にもらうためには、実際にボーナスが手元に入ってから辞めるのがポイントです。
仮にボーナスの取得条件を満たしていても、賞与の支給前であれば会社は支払わないこともできます。
実際に私はボーナスの支給前に退職代行を使いましたが賞与をもらえませんでした。
ボーナスをもらう前に退職代行を使うと、賞与を支払ってくれない可能性が高いので注意が必要です。
確実にボーナスをもらうためには、賞与を支給された翌日に退職代行を使うのが理想ですね。
チェック項目2.賞与の規定を就業規則で確認する
その企業がボーナスを支払うかどうかは、就業規則に書かれています。
記載が一切ない場合は残念ながらもらえません。
ちなみに、ボーナスを支給する会社では一般的に以下の記載があります。
- 〇月から〇月までを査定対象期間とする
- ボーナス支給日に在籍していた者に支給する
これらの条件を満たして初めてボーナスを受給する権利が生まれます。
私の場合は「ボーナス支給日に在籍していた者に支給する」を満たしていなかったので、ボーナスをもらえなかったのでしょう。
条件を満たさずに退職した場合は、ボーナスが支給されなくなるので注意が必要ですね。
もし就業規則に書かれていて、条件を満たしている場合は確実にボーナスをもらえます。
労働基準法89条に「就業規則で記載されている場合は支払うこととする」と定められているので間違いありません。
いずれにせよ退職代行を使う前に、必ず就業規則を見ておきましょう。
チェック項目3.会社には退職のことを伝えない
当然の話になりますが、退職代行を使うことは誰にも言ってはいけません。
伝えることでボーナスを減給されたり、そもそも支給してもらえないリスクが発生します。
また、仲の良い同僚にも伝えない方が安全です。
同僚から会社の偉い人に伝わって、ボーナスを支給されない可能性も考えられます。
退職後も仲良くしたい人がいる場合は、退職してから事情を話すと良いですね。
チェック項目4.ボーナスの支給日をチェックする
ボーナスをもらうにあたって、支給日をチェックすることは大切です。
支給日の前に退職してしまうと、ボーナスをもらえない可能性もあります。
支給日は就業規則に記載されているのが一般的です。
もし記載されていない場合でも、基本的にその月の給料と一緒にボーナスをもらえるでしょう。
ボーナスの支給日が判明しない場合は、毎月の給料日がボーナスの支給日だと思って良いです。
チェック項目5.退職代行を予約しておく
スムーズに退職する場合は、あらかじめ代行を予約しておくのがベストです。
退職代行業者の中には、人気がありすぎて連絡が素早くないケースもあります。
連絡が遅くなると、ボーナスを受給した翌日の退職が難しくなるでしょう。
また、退職代行は連絡してからアンケートの記入や料金の支払いなどで時間がかかります。
私の場合は退職代行EXITを使いましたが、予約だけで30~60分程度かかりました。
退職までに数時間程度かかることもあるので、前もって予約しておくとスムーズに進みます。
予約方法はシンプルで、アンケートを記入する際に「退職代行実行日」をボーナス支給日の翌日に設定するだけです。
設定方法がよく分からない場合は、担当の人に直接伝えても問題ありません。
ボーナスをもらって退職代行を使う場合の理想的なスケジュール
次にボーナスや賞与をもらう場合の理想的な退職スケジュールを紹介します。
夏と冬に分けて紹介しているので、該当する方を確認してくださいね。
夏にボーナスをもらって退職代行を使う場合
夏のボーナスをもらって退職代行を使う場合のスケジュールはこちらです。
夏の退職スケジュール
- 転職する場合は5月頃から活動する
- 怪しまれない程度に私物を少しずつ持ち帰る
- ボーナス支給日の1週間前に退職代行を予約する
- 支給日にボーナスを受け取る
- ボーナスをもらった日に退職代行業者へ再確認を取る
- 翌日に会社とオサラバする
- 退職届と会社のものを郵送で送る
- 会社から退職関係の書類を受け取る
- お近くの自治体に行って健康保険と年金を切り替える
ポイントは私物を持ち帰るところと、退職代行の予約を取っておくことです。
私物は持ち帰らずに退職後郵送してもらうこともできますが、会社が必ず返してくれるとは限りません。
確実に私物を受け取るためには、コツコツと持ち帰るのがベストです。
ただ、退職前に私物をすべて持ち帰ると怪しまれるので気を付けましょう。
また、退職代行を利用すると、郵送で退職手続きをする必要があります。
基本的に退職代行業者が、その都度教えてくれるので素直に従いましょう。
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冬にボーナスをもらって退職代行を使う場合
冬のボーナスをもらって退職代行を使う場合のスケジュールは以下の通りです。
冬の退職スケジュール
- 転職する場合は11月頃から活動する
- 私物を少しずつ持ち帰る
- ボーナス支給日の1週間前に退職代行を予約する
- ボーナスを受け取る
- ボーナスを支給した日に退職代行業者へ再確認を取る
- 翌日に退職する
- 退職届と返却物を郵送で送る
- 会社から退職関係の書類を受け取る
- お近くの自治体に行って健康保険と年金を切り替える
夏と同じ流れで、ボーナスをもらってから退職代行を使います。
特に冬のボーナスは金額が大きくなる傾向があるので、退職したい時期が年末であれば賞与をもらってから会社を辞めましょう。
退職代行利用後にボーナスを返還するように言われることもある
実は退職代行を使った後にボーナスを返せと言われるケースがごく稀にあります。
これは会社の就業規則に書かれていることが多いです。
たとえば「ボーナス支給日の月末までに退職をした場合、ボーナスの〇割を会社に返還する」という感じですね。
しかし、この就業規則に関しては絶対に従う必要がありません。
労働基準法16条に以下のルールが定められているからです。
使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
少し難しく書かれていますが、労働契約を破ったとしても違約金や損害賠償を求めてはいけないという感じですね。
つまり「ボーナス受給のルールを守っていないから返還しろ」と言われて従わなくても、こちらが罪に問われることはありません。
とはいえ、会社からしつこく連絡があったら怖くなりますよね?
こちらは法律を守っていますが、退職代行を使った手前なんとなく自分が悪いような気もしますよね。
厄介な事態に巻き込まれないためにも、退職代行を使うなら弁護士がおすすめですよ!
退職代行はボーナスのトラブルに対応できる弁護士がおすすめ
退職代行業者は主に3種類の運営元があって、以下のように対応範囲が異なります。
項目 | 一般企業 | 労働組合 | 弁護士 |
退職の伝達 | 〇 | 〇 | 〇 |
会社との交渉 | × | 〇 | 〇 |
有給の消化 | △ | 〇 | 〇 |
退職金の請求 | △ | 〇 | 〇 |
未払い賃金の請求 | △ | 〇 | 〇 |
残業代の請求 | △ | 〇 | 〇 |
退職日の調整 | △ | 〇 | 〇 |
損害賠償の請求 | × | × | 〇 |
法律が絡む問題の対応 | × | × | 〇 |
法律が絡む問題の対応は弁護士しか対応できません。
退職後に会社に迫られないためにも、ボーナスを受給する場合は弁護士の退職代行を使いましょう。
ちなみに弁護士の退職代行を使うメリットはほかにもあります。
弁護士を使うメリット1.確実に退職できる
弁護士に依頼すると確実に退職できます。
弁護士は法律のプロなので、仮に会社が何か言ってきてもすべて法律をもとに対処してくれます。
弁護士の退職代行を使うと弁護士を味方につけられるので、非常に心強い存在になってくれますよ!
弁護士を使うメリット2.有給の消化や未払い賃金を請求できる
弁護士の退職代行を使うと、ボーナス以外に以下の報酬も請求できます。
弁護士の退職代行で依頼できること
- 有給休暇の消化
- 残業代の請求
- 未払い賃金の請求
- 退職金の受取り(退職金制度がある場合に限る)
- パワハラやセクハラなどに対する損害賠償
弁護士なら幅広く対応できます。
会社にもろもろ請求したい場合は弁護士の退職代行を使いましょう。
弁護士の退職代行はみやびがおすすめ
みやびは2009年から運営している弁護士の退職代行です。
法律の専門家である弁護士なので退職成功率が100%で、トラブルがあった際にも法律を持って対応してくれます。
もちろん有給消化や未払い賃金の請求も可能です。
みやびには以下の特徴があります。
みやびの特徴
- 運営歴が10年以上あるので安心感がある
- 即日退職できる
- 親バレ防止に協力してくれる
- 退職後本人に連絡しないように会社へ伝えてくれる
- 全国の利用に対応している
- 無料相談で気軽に話を聞ける
- 料金は最低55,000円から
料金が高いですが、有給休暇や退職金をもらえるのであればプラスになって返ってきます。
会社からもらうべきお金がたくさんある場合は、みやびに依頼してすべて回収しておきましょう。
\24時間無料相談受付中/
まとめ:退職代行はボーナスをもらった翌日に実行してもらおう!
退職代行を使ってボーナスをもらえるのかどうか紹介してきました。
本記事のまとめ
- ボーナスをもらう場合は受給してから退職代行を使うのがおすすめ
- ボーナスの支給ルールは就業規則に記載されているので要チェック
- 退職後にボーナスの返還を求められる可能性もある
- 会社からの要求に対応するためにも退職代行は弁護士がおすすめ
ボーナスを受給するには辞めるタイミングが非常に大切です。
支給される前に退職すると、場合によっては受給できません。
確実にもらうためにも、ボーナスを受給した翌日以降に退職するのがおすすめです。
ただ、ボーナスを取得しても後日返還するように言われることもあります。
労働基準法16条によると返還に応じる必要はありませんが、会社から言われると不安に感じるでしょう。
退職後のトラブルを避けるためにも、退職代行は法律が絡む問題に対応できる弁護士がおすすめです。
弁護士の退職代行の中でも、みやびは運営歴が10年を超えているので信頼性が高く、安心して任せられますよ!
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